コロナの影響
朝ドラの記憶は一番古いのは「なっちゃんの写真館」だった。
そして2015年の「まれ」を大泉洋が出演しているってことで半年見て、2年前のリモートワークになったことで見るルーティーンになった。
その時は「エール」だったよね。でも、コロナで一時制作がストップしたことで1ヶ月半くらい再放送とかがあって半年刻みが狂った。その狂いを今回の「カムカムエヴリパディ」で解消した感じになったってことね。1週間ズレだけで。
オリジナル脚本
「エール」「おちょやん」はある意味、Wikipediaでその人のある程度の人生が把握出来た展開だった。
「おかえりモネ」「カムカムエヴリパディ」はオリジナル脚本ってことでまるで展開が予想出来ない。
そんな中、「カムカムエヴリパディ」は3人のヒロインだという。しかも実年齢との流れが違う配置。
メインは深津絵里で、お母さんが上白石萌音で娘が川栄李奈だという。
ほんと「え?どういうこと?」ってことしかなかったけど、それでも、終わってみたら納得しかないし、100年って言うのがどういう意味かも最後の最後でわかる展開で離脱なんて出来るところがなかった。
上白石萌音の演じた戦前戦中戦後はほんとに厳しい時代だということを感じた。
でも、気の毒だと思った反面、そういう時代だったよねと言うしかなかった。
ひなたは戦後20年で生まれていたわけで。
ひなたの時代と変わらない感じだったけど、ひなたの性格的に時代の影響を彼女自身が受けないようなタイプだったから、流れている音楽とか朝ドラとかで懐かしいと感じていた。映画村には高校のときに行っていた。ひなたが就職して慣れてきた頃かな。
安子からるいのターンになったのは週の真ん中で暗かったトーンがいきなり明るくなった。
安子の最後は雨だったり安子の気持ちがそのまま表れていた画面だったから、いきなりドラマが変わったのかってくらいの変化を感じた。
しかも、深津絵里が18歳で登場。
「えーーーー!!!」
30年以上前から深津絵里を知っている自分としてはリアル18歳のときから見ているはずだけど、全然色褪せないのはどうして?って感じ。
るいが深津絵里じゃなきゃ駄目だったって誰でも思う。
だって、結局、何歳までを演じたの?2025年ってことは、81歳か。
濱田岳の13歳くらいから73歳もすごかったけど。
まぁ朝ドラはオーディションでってこともあるのだろうけど、ほんとすべての俳優陣が素晴らしい。
特に晩年で登場した勇、雪衣それぞれの演技が若い頃をそのまま受けた、あぁそうなってるんだろうなって感じをうけた。
まぁ安子はちょっと変化が大きすぎたけど。
性格がまぁ頑固ではあっただろうけど、意固地は年寄りだから?
二度と傷つきたくなかったから?などなど最後の週の動きがつかみ取れない。想像に委ねられている部分ではあるのだろうけど、どうしたかったんだろう?
ひなたが孫であるということを知ってから、なぜるいに会いたいと思ってあげられなかったのだろう?
「I hate you」は確かにキツイ言葉だったかもしれない。それでも、それをお互いに後悔していたと考えられなかったのか?
上白石萌音安子だったら、もうちょっと印象が違ったのかもって思ってしまった。
まぁさすがに上白石萌音を80台にするのは無理がありすぎ。
だから深津絵里だったんだろうなって。18歳から80台まで違和感なく演じられる。つい4ヶ月前は18歳だったんだよ?
「アルデバラン」も本当に好きだったな。自分が歌うには難しすぎなんだけど、SONGSで森山直太朗と歌っているのが本当に好きで。
「エール」で森山直太朗を好きになったのだけど、ここにきて、まさかの母森山良子も好きになったわ。
視聴率は17%くらいだったのかな?なんか安子編の頃は日々、視聴率が16%だ、下がっただってことがネットニュースになってたけど、るい編になってから17%を超えて18%になりそうな感じだったんだ。でもリアルにテレビで見られる人ってどのくらい居るんだ?あ、私リアルで見てるか。
さて、明日からは「ちむどんどん」黒島結菜主演。ジョン・カビラさんが語りなんだ。金曜日のラジオで聴き慣れた声だから助かる。
沖縄本土返還50年。この言葉を意識したことはなかった。
とりあえず、明日からは子役週なんだね。ヒロインの子役はみぃたんね。って「そして、バトンは渡された」の稲垣来泉ちゃん。どんな感じに成長してるだろう?映画の撮影から1年以上は経っているよね。きっと。
15分でワクワクもするし、悲しみもあるし、笑顔もあるし。
すごいコンテンツだなってことをこの年になると感じる。