【映画 ハウ】感想。犬の気持ちは?

健気な犬・・・

人間はなんて身勝手なんでしょう。ってわけではない。

人間はただ居なくなったことで忘れる努力をした。それだけ。

犬の気持ち

犬にも記憶はある。

そして、賢い犬ほど飼い主は無防備になる。

その無防備が悲劇に繋がる。

田中圭ってなんて気弱な男性の役が似合うんだろう。

ハウ役のベックが主演だわ。ほんとに良い演技。

演技と思えないくらいの健気さ。

ハウは1年もかけて田中圭演じる民夫の元へ必死に帰ろうとする。

なぜ1年もこんな大型犬を保護しようとする人がいないんだ!?と憤っている私。

それぞれが都合よくハウに癒やされ、ハウは民夫の元へと彷徨い続ける。

たどり着いた先に民夫の姿はない。

かけちがえたボタンは戻らない。

何が幸せなのかはわからない。それでもハウは新しい家族に迎えられてしまった。

忘れるしかない民夫。

ハウの気持ちは?ハウは必死に戻ったんだよ。

民夫に会いたくて。なんでちゃんと聞かないの?

とかとかいろいろな感情がぐるぐるしてた。