【鳴神山〜桐生自然観察の森】限界のときの身体からのSOS

距離じゃないんだな

初めて7時間オーバー。普段も縦走的なことをしているから、大丈夫かと思ったんだけど、最後の2kmで限界がきた。

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限界が来たところで

基本、低山なわけで残り2kmなんてテントを張れるわけでもなし、踏ん張るしかないんだけど。

9kmで最後の登りを終えて、下り。

痛めた感じじゃないのに、左膝がすごい痛い。

階段状になってて1歩1歩降りてたのだけど、なんて言っていいのかわかんないくらい痛い。

で、変な呼吸をしてしまったら・・・過呼吸。

ありえない。

涙と鼻水が出てきてもう歩くとかってレベルじゃない。

が、自分でもなんでそうなってるのかわかんないから、なぜか「大丈夫」って答えちゃう。なんなんだろう。

なんか素直に甘えることも出来なくなるのが驚く。

が、無理だ・・・

ロキソニンをもらって飲む。で、リュックを持ってもらう。

ストックを松葉杖みたいな感じで使って歩く。

普段、薬を飲まないから、まぁ薬が効く効く。10分もしたら、痛みがまるでなくなって、一番快調な感じで歩き出す。

怖いくらいだわ。

薬が切れたら痛みが出るってことだったけど、そもそも痛めたわけではないからそんなこともなく。

1日経って思うのは、自分の身体の限界があそこで、全身でSOSを出して止めようとしてたと思う。

私もビバークさせてもらいたいくらいだったけど、低山だしね。あと2kmくらいだったし。そんなことはさせてもらえず。

まぁそのまま特に痛みを感じずに下山できたのだけど。

鳴神山はまっすぐ登っていくからかなりの急登で2時間半。鳥居の場所まで風もあまり感じず、ただアブとの戦い。ガブって感じで1箇所は血が滲んで、すぐに吸い出してもらったら、何も残ってない。が直後、すぐにガブってされて、ストックで追い払ったら、なんかチクチクする感じで。腫れなかったけど、なんか残ってる?

鳥居から更に5分登ったところが頂上だって言うけど、もうそこで限界だったから、拒否したんだけど、結局リュックを鳥居の場所に置いて(さすがに持っていく人いないわな)行く(行かされる)ことに。

岩登り的な感じで足の酸欠感じたわ。

晴れてたら360度眺望が楽しめるのだろうけど、残念ながら曇り。チーンって感じ。

鳥居の場所でお昼ごはん。

まだまだ先は長い。

縦走だからもうこんなに登ることはないんだろうって高をくくってたのだけど、苦しいとかはないのだけど、蓄積系の疲労ってあるんだってことだな。

ソロじゃないからどんどん置いていかれる状態のストレスもあるんだろうな。だからと行って自分に合わせてもらうのは違うし。そっちの方が嫌なんだよな。

下りが以前よりはちゃんと見えるようになって(遠近両用メガネは見えない)少し早く歩けるようになった分、負担が増えたのだろうな。

そんなこんなで負担が蓄積した結果、疲れているじゃなくて、一番弱い左膝が痛いになったんだろうな。

疲れてるって感じじゃない。こんな風になるのね。

だからと言ってどう対策していいものか。

膝のサポーターをしたところで痛めてるとじゃないからなぁ〜って思っちゃって。

ハードな登りのあとは、水風呂でとことん冷やすことで翌日に残らない。怪我以外は残らないんだな。

だから今朝もちゃんと歩く。

来週、ソロでももう一段階ハードな場所を選べる。