【映画 百花】きっとリアルでもありうる親子なんだろうな

胸が重苦しくなる

劇場予告の時点では認知症になっていく母親と息子ってことなのかと思っていたけど、そうでもない。

息子は母親に確認しておきたいことがあったけど、それは溝のまま、母親は記憶をなくしていく。

1年

半分の花火が見たい

これが母親が自分を愛していたことと思えるのは達観しなきゃ無理でしょって思う。

憎んでいてもしょうがない。

自分を忘れていく母親に息子はどうできる?ってこと。

しかも自分が知りたいことを教えてもらえずに。

過去の「事件」って、ただのネグレストだろ?って思っちゃうんだけど。

たしかにね。母親だって一人の人間で感情もある。

それでもどうなんだ?

小学生になっていたから、大事にならずに済んだだけで、そうじゃなく悲しいことになっている事件が最近ニュースになってきているが、昔からきっとあったんじゃないか?

原田美枝子さんが・・・20歳以上若いお姿も演じていて。ほんと若く見えるの。お化粧マジック!

まぁ年齢を重ねた役、痴呆症が進んだメイクもお見事なほどだった。

苦しくなると思う。

多くの親子関係が大なり小なりあるんじゃないか?