【映画 犬も食わねどチェーリーは笑う】感想。立川で観たかった

まさかの立川

映画の舞台は立川の高島屋とかモノレールとかの辺り。

だから何?ってことだけど、なんか映画館を出て余韻に浸れることってあまりないから浸りたかった・・・

あれから5年

ジャニーズ事務所を3人で退所して立ち上げた「新しい地図」が発足から早5年。

それぞれがそれぞれの舞台で活躍をしている。

この映画もエグゼクティブプロデューサーは飯島さん。

新しい事務所も安泰になってきたんだなってことね。

この映画は新しいカタチの夫婦喧嘩ってことになるのか?

年齢差のある夫婦で、鈍感な夫に対して年下妻はどう対応していくのだろう?ってことだな。

岸井ゆきの演じる日和は旦那デスノートに鬱憤を書くことで表向き笑顔でいられるようにしている。

だから香取慎吾演じる鈍感夫の裕次郎は気付かない。気付かないでいられる?

夫婦関係なんて千差万別だ。

だけど、不満という部分ではどこの家庭でも共通するものがあるってことなのかもしれない。

香取慎吾くん?さん?が子役って感じの印象から見ていたから、こんなダメ夫を演じるようになったんだぁ〜って言う感慨深さもあったりして。

いい意味で?為になるんじゃないかな。

どんな夫婦でも結局は他人同士なわけで、向き合うことの難しさみたいなことを共感できると思う。

そして、義母という存在の鬱陶しさ。

夫婦のことにやっぱりもっと他人は口出しをすべきではないなと。

口出ししていい例なんてほとんどない。

この映画でも我慢していた日和が家を出るきっかけは義母の軽々しい一言と、夫の態度。

「流産なんて誰でも起こること」

なんて死んでも言っちゃいけないと思うんだけど。そんな人と親戚でいるなんてあり得ないわ。

そして、その心の傷を見ないふりをして、義母の言葉を止めることもしない夫なんて、やめておいた方がいい。

この先何十年も一緒に居たら、このことがどんどん大きな痼となって爆発するから。

いやいやながらでも同じベッドで寝ていた日和はすごいと思う。

岸井ゆきのの新妻ぶりがほんと良い。

そして香取慎吾のダメ夫ぶりとか。

井之脇海演じる若槻も永く続くとは思えないけど・・・

的場浩司の髪型とかツッコミどころしかないけど面白い作品だと思う。