【映画 ある男】感想。最後の展開が気になってしまっている

誰が主演でもおかしくない感じ

予告を見る限り、主演が妻夫木聡演じる城戸だとは思わなかった。

安藤サクラと窪田正孝が印象的だったから。

消したい過去

子供は親を選べない。

それなのに、社会は親の犯罪を子供に負わせようとする。

明日は我が身かもしれないのに、ただ運良く、自分の親が真っ当に過ごしてくれていただけなのに、なぜ非のない人間を叩くのだろう?

安藤サクラ演じる里枝の元に現れた窪田正孝演じる谷口大祐。

二人は惹かれ合って結婚する。

幸せそうな家族を襲った突然の不幸。

谷口大祐だと名乗っていた夫はどこの誰だかわからない。

自分は誰の人生と一緒にいたのだろう?

夫が居なくなった上に誰だかもわからないなんて最悪。

そこから弁護士の城戸役の妻夫木聡登場。

主演が出てくるのは結構遅い。

城戸は谷口大祐を名乗った男が誰なのかを調べていくうちに、自身の生い立ちを重ね合わせていく。

一番驚いたのはボクサー役の窪田正孝が思った以上に身体が大きかったこと。

筋肉も隆々でほんとのボクサーと見劣りしない感じ。もっと線の細い人かと思っていたから、ほんと驚いた。

城戸の調査で谷口大祐を名乗っていた男の生い立ちから素性もわかる。

「谷口大祐」と名乗る人間が居なくなったところで、なぜか最後に驚く展開に。

自分の過去を替えたい。

それは少なからず誰にでもあるものなのか?