今年最後の百名山
登山を始めて半年。きっといい時期に始めたのかもしれない。
9月から百名山に挑戦し、10座を達成。
来年はどうなるだろう?
雪がある
蓼科山のときにも若干の積雪はあったのだけど、昨日はチェーンスパイクを着用しなきゃとてもじゃないけど、歩けないような状態の場所があった。
駐車場から管理事務所棟のある場所までがかなりの傾斜のある一般道。まっすぐ伸びているからすごい距離を感じる。
それでも朝7時、空は真っ青で空気の冷たさがあるけど、山がキレイに見えていて気持ちは良い。
トイレは閉鎖されていたが、簡易トイレを準備されていて助かった。
夏場じゃないからトイレ行っておきたくなる。
まずは根子岳を目指す。
周回ルートだから、四阿山から登るルートもあるのだろうけど、根子岳がベストだと思ったわ。
朝日に染まった山々が望めるのが本当に最高だった。
南向きの登山道には雪はなく、ガチガチに凍った登山道と霜柱だったから結構楽だった。
ただ全然人がいないのだけど、同じくらいのリズムの組が前に居て、抜かそうかどうかって感じでスピードをかなり抑えてしまったことが悔やまれる。
根子岳の頂上。三角点はないのか?
それでも眺望は良い。
根子岳から四阿山に向かうといきなり岩場の崖が見える。全然違う山の様相。
そして、北側斜面を下るルートには積雪があり、チェーンスパイクがなければ歩けないような状態。
ただ、同行者の方が、なんとチェーンスパイクを車に置いてくるという失態で大変なことに。
それでもベテランの方は滑ることなく下りてくるわ、登るわでほんと尊敬してしまった。
四阿山の登りに雪は新雪のようなところもあれば、滑りやすそうなところもあり、チェーンスパイクなしでは自分では歩けなかった。
ただ、寒さがボディブローのように来て、四阿山の手前の分岐で帰りたくなった。
分岐点で別ルートからのグループに合い、頂上付近から下りるルートにはチェーンスパイクは要らないことを聞き、行ってみることに。
青空だった空には雲がたちこめてきて、風も出てきていたが、頂上では若干の風は感じたもののそこまでの風ではなかったので、昼食にした。
登ってくる人もなく、寒いながらのんびりと浅間山を裏側から見るというあまりない経験をしながらラーメンを食べた。
頂上でチェーンスパイクを外し(雪がない岩場でチェーンスパイクは逆に怖い)下山。
ここからがほんと地獄だった。
中四阿、小四阿に向かう道は南向きのせいか、朝はきっとガチガチだっただろう道がドロドロ・・・
下りの最初の方にも雪はあったのだけど、そこでは滑らずに済んだのに、ドロドロの上で何回滑ったことか・・・
尻もちまでつかずに済んだけど、ほんと怖かった。
そして小四阿から先はずっと熊笹の中を歩く。しかも霧氷だと思っていたらいつの間にか雪になって自身にも熊笹にも積り始めてるし。
予想以上に時間がかかって、天候も悪くなってって状態ではあったけど、まぁそれなりに体力をつけてきていたからそこまで不安にならなずに済んだかな。
それでも、最後管理事務所付近は直接風が吹き付けてきて、駐車場までがほんと長かった・・・
車に乗る前にズボンを履き替えたものの、スパッツを持っていたのに着けないというアホな状態で裾がドロドロ。靴もドロドロ。
帰宅してすぐにオキシクリーン漬け。
朝いちで洗濯機で洗ったら、汚れは落ちてくれた。
靴も現在オキシクリーン漬け。ドロ汚れはほんと困るわ。
四阿山、次行きたいかって言われたら、この季節はないかな。熊笹の中を延々と歩いているってほんとつまらない。天気が良かったとしても何も見えないし。
って感じでした。