1年での成長
2年前の今頃は三段リーグの真っ只中。
1年前は社会現象となった「29連勝」
そんな中でも自分を見失わない「藤井聡太」という存在に興味を持った1年でもあった。
あの日の棋譜
先手:藤井聡太 四段
後手:増田康宏 四段
戦型:その他の戦型
1 2六歩(27)
2 8四歩(83)
3 7六歩(77)
4 3二金(41)
5 7八金(69)
6 8五歩(84)
7 7七角(88)
8 3四歩(33)
9 6八銀(79)
10 4四歩(43)
11 2五歩(26)
12 3三角(22)
13 4八銀(39)
14 4二銀(31)
15 3六歩(37)
16 4三銀(42)
17 6九玉(59)
18 5四歩(53)
19 3七銀(48)
20 5二金(61)
21 3五歩(36)
22 同 歩(34)
23 4六銀(37)
24 3六歩(35)
25 2六飛(28)
26 4二角(33)
27 2四歩(25)
28 同 歩(23)
29 3五銀(46)
30 8六歩(85)
31 同 歩(87)
32 同 角(42)
33 同 角(77)
34 同 飛(82)
35 8七歩打
36 8五飛(86)
37 2四銀(35)
38 2五歩打
39 3六飛(26)
40 2七角打
41 3九飛(36)
42 4九角成(27)
43 同 飛(39)
44 3八金打
45 5九飛(49)
46 4八金(38)
47 2二歩打
48 同 金(32)
49 7七桂(89)
50 8二飛(85)
51 6五桂(77)
52 6二銀(71)
53 7五角打
54 3二金(22)
55 2二歩打
56 3三桂(21)
57 同 銀成(24)
58 同 金(32)
59 1五角打
60 5九金(48)
61 同 銀(68)
62 3二銀(43)
63 5三桂打
64 4三金(52)
65 2一歩成(22)
66 6四歩(63)
67 2二と(21)
68 3一歩打
69 3二と(22)
70 同 歩(31)
71 6四角(75)
72 6八歩打
73 同 金(78)
74 5二玉(51)
75 3四歩打
76 同 金(33)
77 4一桂成(53)
78 6三玉(52)
79 3一角成(64)
80 8七飛成(82)
81 6一銀打
82 8九竜(87)
83 5八玉(69)
84 2八飛打
85 4八角(15)
86 6四歩打
87 7五金打
88 4八飛成(28)
89 同 玉(58)
90 2八角打
91 3八飛打
92 投了
お互い「四段」だった段位がそれぞれ「七段」「六段」となり、C級1組に昇級した。
まぁこの対局の意味を1年前は何も知らなかったけど、そもそも竜王戦の本戦の1回戦だったわけでそれぞれが予選を優勝して出場していたわけで。
私はAbemaTVを観ていたんだったっけ?
なんか最後の場面で「桂馬」をどうのこうのであぁ「かつらが飛びます」って言うのを聞いてたような。
それでも将棋なんてまだわからなかったから、解説を聞いてても「変な棋士がいるな」程度で。
終わった後の大混乱が見ていても気分が悪くなる感じなんだけど、当人は至って平然としていて驚いた。
負けた増田先生もしっかりとした受け答えで「今の10代ってすごいな」って思ってた。
あれから1年。藤井先生は「七段」になり、まだいい波が彼に押し寄せている。
順位戦での昇段規定が2月1日の対局で施行されてなかったら「六段」のままだったとか、いろいろあって面白い。
でも、あまり感情を出さないけど高校に進学することも含めて全てを読み切って「勝ち」への執念を燃やしているのではないかとも思う。
「七段」になったことで大阪対局が増えたのではないだろうか?
昨日は大阪に泊まって始発で学校へ行っているのだろうか?
29連勝後の成績
対局数:63
勝数:61
負数:12
2018年以降の成績
対局数:27
勝数:25
負数:2
昨年に対局数と勝数を稼げた棋戦に出場することが出来なくなって対局数が少なくなった印象がある。
高校生になって無敗だけど、まだ9戦しかしてない。まぁ今月は順位戦が順延になってしまったりしたこともあったけど。
今週の金曜日にこの対局以来の対局がある。
それがとても楽しみ。
増田先生の将棋も中継して欲しいけど、まだまだそこまで追いつかないのだろうけどってことで久しぶりに見られることが嬉しい。
昨日の都成五段もだけど。