【映画 ジュディ 虹の彼方に】感想。子役スターの悲劇の話よね。

日本で言うと・・・

「オズの魔法使い」と言っても、第二次世界大戦前の話。

ジュディ・オーガランドという人を私は知らなかった。

彼女の半生。

ハリウッド黄金期

BBCってあったから、イギリスなのかと思ったら、ハリウッドだったんだ。

色んな意味でブラックな環境で育った彼女は病んでいく。

普通の女の子に戻りたい

日本で言えば、キャンディーズだけど、2歳から親のエゴで舞台に立たされていた彼女には選択の自由なんてない。

普通になりたいと言えば、半分脅されて結局は演じることしか出来ない。

彼女の救いは何だったのだろう?

自分を救ってくれる男性を求め、子供を溺愛するが、結局は子供も舞台に立たせて帰る場所もない生活。

ロンドンではなぜ彼女はあんなに愛されていたのだろう?

人々はなぜ薬物におぼれている人の曲に酔いしれるのだろう?

脆さの中で絞り出すような感じを人々は自分にはない何かを感じるのだろうか?

幼少期から薬物コントロールされて育った彼女。

眠ることも食べることも全てを人気子役という虚像のために失う。

大人になっても自分の居場所を探し続けるが、最後には舞台の上を求める。

子供とのんびりと暮らしたい

そんな希望もきっと叶わずに亡くなったのだろう。

子役スターになって普通の大人になることはかなり大変だろう。

そう思うと安達祐実の今の立ち位置は主演をすることはないが、名脇役になっていると思う。

ジュディを観て日本でいうと?と考えた場合、やっぱり杉田かおるかなと。偉大さは違うかもしれないけど、それでも、やっぱりそうなるのかなと。

まぁ薬物依存ということは聞かなかったけど、アルコール依存はあったんじゃないかって。

女優としてまた出演することとかないのかな。

なんてことを考えていた。

まぁ次の子役スターだろう芦田愛菜ちゃんは賢い。親がやっぱり素晴らしいのだと思う。

日本の子役スターになった人を壊さない世の中になっていくことを望む。