【映画 ベルイマン島にて】感想。うーん、意味がわかりづらい

イングマール・ベルイマンという人

多分、イングマール・ベルイマンという監督が実在しているということを最低限知らないと意味がわからない。

私なんてスウェーデンで思いつくのはLiLiCoさんくらい。

だけど、スウェーデン舞台の作品って観たことがないなって思って行ってみた。

撮影地はとても良い

クリスとトニーの再生旅ってことだったのか?

そっか、トニーは監督だってことはわかったけど、クリスは脚本家?とかって思ってた。

最初の1時間は二人の微妙な関係性と島の様子。

よりもクリスはなぜノーブラでいるのかってことに気がいってしまった。

思わせぶりな行動をとりながら、なんかほんと女性の微妙な感じが気持ち悪かった。

そして後半はクリスが新しい映画の構想をトニーに聞いて欲しいと話し出す。

それは話しながら映画になっている。

それはクリスの願望?クリスの体験?

友人の結婚式に呼ばれて白のドレスを持ってくること自体、日本でも浮くと思うぞ。

そして、元カレに積極的になっていく。

1日目が終わった段階で聞かされていたトニーは「うわの空」的な表情。それは見せられているこっちもそんな気持ちだわ。

そして2日目が終わったところでトニーは出かける。

3日目は勝手に物語は進んでいく。

もうさ、映画の中のエイミーとヨセフとクリスが絡まって、どこまでが構想でどこからが現実なのかがわかりづらい。

エイミーとクリス同一人物だと思ってたけど、別人だったのね。

まぁ若いなぁとは思ったのだけど、雰囲気が似てたから。

昔読んだ「有閑倶楽部」って漫画で「スウェーデンはフリーセックスよ」ってセリフがあったのだけど、それを色濃く感じたかな。

多分、クリスもエイミーもノーブラで隠そうとはしない。

それでも二人以外の女性はそんなことはなかった気がするのだけど。

エイミーは白のドレスをノーブラで来て列席するつもりだったのか?

とかほんと考えちゃうような展開だった。

スウェーデンは雪の印象が多かったから、雪のない季節の様子を見ることが出来たのは良かったと思う。