1979年に劇場公開されたとは思えない世界観がとてもつもなく広い作品。
松本零士さんが亡くなったことで無料になっていた。いや有料でも見ようと思っていたのだけど。。。
この作品、私の記憶の一番最初に観に行ったと思われる映画作品。
小学生だった私はメーテルや近代化されたメトロポリタンの街並みや空を飛んでいる車がとても印象的だった。そして、いつかそんな未来が来るのか?って思った。
東京へ行き、高層ビルが立ち並び、首都高速がビルの合間を縫うように走っている様相は似ているなぁと思っていた。
そしてゴダイゴの音楽。
姉はゴダイゴのファンクラブにまで入っていたようだ。
2時間8分の超大作。今思えば、小学生だった自分に2時間座って見ていられたことはすごいことだったのではないだろうか?
実は、昨日の夜見始めているのだけど、全部を見られなかった。映画館だったら2時間作品くらい見ていられるのに、自宅だと無理・・・。残りは今日見る。
でも、50Vのテレビなのでまぁそれなりに見られる。
それにしても2時間ですごい沢山の要素を詰め込んだ作品だよね。それに驚く。
ちょっとずつの記憶が繋がっていくのだけど、「あー、こういう流れかぁ」って感じで。
松本零士作品は小学生の低学年だったのに、初期の頃の漫画を読んでいた記憶がある。多分、四畳半物語系なのだろうな。松本零士作品の下町が私には南新宿駅周辺に思えてならなかった。新宿の高層ビル群がすぐそこに見えているのに、南新宿駅周辺は下町感が残っていて・・・まぁそれも平成の初期の話し。今はどうなっているのだろう?
今、改めて見ると哲郎の幼さに驚く。そして野沢雅子さんの声がやっぱり若いなって。だからと言って、今の声が違うわけではないのだろうけど、でも、やっぱり哲郎の声は野沢雅子さんだなって思う。
今はクレアが登場してきた辺りだけど、この後の展開は覚えてる。印象的だったから。
にしても、哲郎は何歳の設定なんだ?15歳・・・
女性をすぐに好きになる設定なのねって感じで。「え?メーテルが好きだったんじゃないの?」ってクレアに好意を持つ辺りで思ってしまった。