あんなに大変なご苦労をされて
数年前に黒部ダムに行ったことをきっかけに「黒部の太陽」などの書籍を読んだ。
映画化にもなった。
それは今ならまだしもという挑戦のように思えた。
- 作者: 熊井啓
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/02/19
- メディア: 単行本
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数々の俳優で伝えられた
古くは三船敏郎さんと石原裕次郎さん。
最近だと香取慎吾さんが演じられた。
「黒部の太陽」のモデルと言っても一人の力でダムが出来たわけではないわけで。
笹島氏が率いた笹島建設が大町トンネルの担当となったことに起因しているのですよね。
輸送ルートの確保として大町トンネルが最大難関で、なぜ難関だったかと言えば、今の大町ルートのバスでも繰り返しアナウンスされる「水」との戦いが壮絶だったようです。
破砕帯
ほんと映画でもダム建設じゃないんだよね。
トンネル掘削にどれほどの執念を燃やしていたのかということなんだよね。
笹島氏はその総指揮をとられていたわけだけど、すごいご尽力もあったと思う。
並大抵の精神では無理だったと。
その大偉業をされてた方が99の大往生。
すごい人生だったのだろうなぁと思ってしまいます。
ご冥福をお祈りいたします。