【箱根駅伝】東海大学の時代は始まるのか?

5連覇は難しいのか

4連覇は1学年は全ての学年で優勝を経験が出来る。

1年生のときに初優勝だったメンバーが2年、3年としっかりと浮いた気持ちにならずに積み上げて4年間続けられる。

が、なぜ5連覇は難しいのか?

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青山学院の誤算

今まで、中央大学の6連覇が1回、日本体育大学の5連覇が1回で、4連覇に日本大学、駒沢大学、順天堂大学、青山学院大学と続いていた。

青山学院が5連覇いけるんじゃないかと誰もが思っていた。

それでも往路の大誤算。

3区の選手が区間1位だった以外は「あれ?」って感じになる。

原マジックで自信に満ちた走りが青学なのかと思っていたが、明らかに重たい。

次々と抜かれていく。

往路6位。

ハンデを自らに課したの?って思ってしまった。

ほんとそのくらい往路の4区、5区がブレーキになっただけで復路は青山学院大学の圧巻の走りだった。

往路は1区間以外がどこにも貯金をするところがなかったことで、最後は総合力で東海大学に負けたってことだろう。

まぁ監督の意気込みの差かな。

東海大学両角監督は就任8年目。

原監督は確か就任12年目で初優勝。

東海大学も青山学院大学も似ているのは両校ともこれが「初優勝」だったってこと。過去に一度も優勝をしてなかった。

そして新しく監督になった彼らが優勝できるチームに育て上げた。

監督の世代交代もしっかりと起こっているから、過去の箱根マラソンのエースだった人が監督になっていたりする。

これからもっと戦国時代になるのかな。

東洋大の酒井監督とか覚えてるもん。

箱根駅伝もだけど、コニカミノルタでマラソンでかな。

今回、優勝した東海大学の両角監督はやっぱりこれから継続した連覇をしてくれそうな感じもする。

学生を信じ、きちんと自分が胴上げをされる準備をするなんて驚く。

やっぱりそこが悲しいかな青山学院との差になってる気がする。

監督の差。

学生ときちんと向き合ってきた大学がやっぱり強いんじゃないだろうか?

そして青山学院の主力選手4年生のコメントとして記事となった「緩み」

『緩みでしょう。1年の時から年々チームの雰囲気が緩んでいきました』

彼が入部する前の年に初優勝し、入部した年に2連覇を目指しただろうチーム。

そのチームとともにその4年生は2連覇、3連覇、4連覇を経験しながらも自分が4年になった年に連覇が途切れた。

「緩み」

自分が最上級生となってもその「緩み」に気付きながらも「修正」する術がなく、惰性で走っていたのだろうか?

原監督の

「甘えがあった。50歳を過ぎて<優しく>なってしまった。<こだわり><しつこさ>がなくなった。私自身、もっと心を鍛えないといけない。連覇を重ねるごとに<進化>を恐れてしまった。現状維持は<退化>でしかありません。常にチャレンジ精神がないと勝ち続けられません」

まぁこれが学生も気づいた「緩み」なんだろう。

ビジネスマン原監督はこれからどう立て直すのか?

東海大学の1年生は4連覇を成し遂げられるのか?1年生が誰も出てはいなかったけど。

東洋がどう力を溜めてくるだろうか?

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