予告で観ていた感じとは違う
劇場予告では数ヶ月前から「仮面病棟」のシーンと映画館のマナー告知のコラボで流されていて、刷り込まれてたりしたから、勝手に変なイメージを持っていたらしい。
が、坂口健太郎は勝手にカッコいいし、高嶋政伸はやっぱり高嶋政伸らしい裏を感じる役だし。
江口のり子もいいのです・・・
え?本名だったの?
Webのキャラクター紹介って・・・そうなんだ。って感じではある。まぁネタバレになるから書けないのか。そうだよね。
最初から1時間半は、不自然に当直を交代させられた坂口健太郎演じる速水と同じ感覚になっていく。
よりも早く、そう思う。
精神病院だったという今は認知症の人がメインになっていると病院。
それでも、体制が当直医と看護師2人って少なくない?って感じだけど、救急医じゃなきゃそんな感じなのか。
冒頭で大谷亮平が出てくる。予告では出てきてなかったから、「お!」って思ったんだけど、まぁ残念な感じになってしまったわけで。
ほとんどが、ピエロのかぶりものをした凶悪犯と田所病院のスタッフ、当直医の速水、なぜかピエロに連れてこられた銃撃された女子大生。
かなり濃いメイクの永野芽郁なんだけど、最初わからなかったわ。
彼女の顔のイメージって「笑顔」なんだと思う。だから、「3年A組」の時もなんかイメージが持てなかったのだけど、じゃあその時と同じなのかと言えば、そうでもなく、予告で初めて観たときには「誰?」って感じだった。
だから、朝ドラのイメージとはまた違うんじゃないかな。
少人数なんだけど、すごい引きつけられるものがあった。
ピエロの顔なのか?
最初は婚約者の「死」ということが前面に出るからその復讐?って感じで観ていくことになる。
が、徐々にピエロの目的が「別」にあることを感じていく。
速水がまぁ冷静にかっこ良すぎなんですけどね。
そして、開放されたら自分以外は殺されていた。助けたはずの女子大生というのはいなかった。
速水は考える。
女子大生はどこへ行ったのか。
銀行強盗なんかのトリックと似てるかもしれない。
婚約者を亡くした速水が大切な人を亡くしたという女子大生と結ばれる話かと勝手に思っていたら、全然違ったわけだけど。
まぁ実際にあるのかもしれない話なのかもなと思った。
それでも、かなり練り込まれているなぁって話でした。