ストーリーを受け付けない
又吉直樹原作ってことだけど、こういうストーリーは私は受け付けない。
男のエゴと女の弱さで成り立っている関係。
すごく気持ちが悪い。
映画が悪いわけではない
これは好みの問題で、私が感情移入してしまったってことなんだろうな。
山崎賢人も松岡茉優の演技は良かったのだと思う。
まぁそれにしても
山崎賢人演じる永田と松岡茉優演じる紗希と。
2時間20分弱。
AmazonPrimeで観られたことは良かったのかもしれない。
これを映画館で観てたら、1時間で席を立ったと思う。
この二人は私は受け付けられないから。
少しずれている紗希と自分の夢ばかりを追い続けて女性を踏み台にしてヒモ生活。
しかも彼女を縛り付ける。
自分以外に興味がいけばすごい勢いで怒りを表現する。
それでも一緒に居ようとする二人。
意味がわからない。
捨てられない二人。
最後は「あぁこういう結末なんだ」って感じではあるけど、それでもやっぱり意味がわからない。
女性が離れることでやっと自立する男。
それを理解出来ない年齢ってことなのか?私。
大人になれない人間ってやっぱり難しいわ。
舞台人、芸人ってカテゴリーで生きようとしている人ってきっとこの紙一重のところに居るのだろうけど、私の周りには居ないから。
山崎賢人の演技の幅がすごいんだろうな。
私が嫌だと思うくらい徹底的に役になりきってるから。
なぜ、今観たか。
だって、今週、ラジオを聴いてたら伊藤沙莉とか行定監督が出てきて、Liricoさんも大絶賛だったから。
これはほんとに好き嫌いになるだけの問題。映画は良いのだと思う。