【映画 AI崩壊】感想。10年後の日本はどうなっているのだろう?

10年前

10年前、まだAIという概念は一部の人のみ知るものだったのだと思う。

2009年公開された「サマーウォーズ」で出てくる仮想世界「OZ」が多分、最初に感じたAIの世界なんだろうと思うのだけど。

今はどこまでAIの世界になってきているのだろう?

まだ実世界では感じてない

スマホの利用率がかなり高くなったと言って、それがAIの世界と直結するとは思えない。

それでも、人工知能という分野の活用は進んできている。

私も「OK!Google」や「Alexa!」と言うことはある。それの仕組みを知ることもなくなのかもしれないけど。

この映画のAIは仮想世界が実世界になって全ての情報をAIが管理する世界となっている。

その根底にある思いは「人々に寄り添う」ものだ。

それでも政治利用で悪意を持てば、最大の武器にもなるということを危惧する作品なのかもしれない。

たった数人が開発してシステムが国を揺るがすものになるという驚き。

ストーリーの面白さ、また未来を予測することの出来る作品だ。

大沢たかお演じる桐生浩介。

大沢たかおの前作の役が「キングダム」の王騎で、まるで違う雰囲気の「ストロベリーナイト」の牧田勲役の時の雰囲気かな。

一般人のかっこいい人。

妻が松嶋菜々子。

その弟が賀来賢人になるのか?

医療AI「のぞみ」としての認可を得て、それを管理するのが賀来賢人演じる西村悟。

日本国内での利用で功績を讃えられるということで帰国した桐生はのぞみの暴走で一気に容疑者として追われる。

情報合戦。

10年後の日本は医療AI以上に警察AIも発達し、もしかしたら今も警察AIは進化してきているのかもしれないが、逃亡をしてもあらゆるもので場所の特定を行う。

停車している車のドライブレコーダーや会話しているスマホのカメラなど、人物を認定して向けていなくてもハッキングが可能ってことらしい。

すごい世界だな。

昔ながらの警視庁の刑事が三浦友和と広瀬アリス。

三浦友和さん、いいなぁ〜やっぱり。

桐生は「のぞみ」の暴走の容疑を掛けられながらもその暴走が「命の選別」までしていることで逃げながら、どうにか止めようとする。

最後は技術力の差の勝利ってことか?

まぁ波乱万丈な展開。

警察庁理事官役の岩田剛典。なんか笑わない役多いような。

笑顔がいいのに。

展開が早いから引き込まれてあっという間に終わる。