自国開催に向けた強化?
今回、初開催となった競技が案外日本で成長していたり、柔道がすごい躍進だったり。
次が3年後、4年後よりはもっと期待が高まる。
1大会に結果を求めるのって
女子バレーが一次予選敗退となった。
初戦でエースとして台頭してきた古賀選手が怪我をしたことはかなりダメージがあったと思うのだけど、それでも、日本の戦略がボヤンとした印象だったことは否めない。
監督がすごすぎた。
中田監督を天才だというが、彼女はイチローと同じで「努力の天才」なんじゃないかと思う。
未経験で山田塾に入って、親元を離れてただひたすらセッターとして練習をする。
なぜ2年ちょっとで全日本に招集されるレベルになったんだろう?って未だに思う。
今の人たちは小学校からなんとなく始めた人の集まりだと思う。
そして、インターハイなどで活躍はしているのだろうけど、彼女ほどの努力をして「上手くなりたい」「勝ちたい」と思った人はいるのだろうか?
中田久美さんが監督になって、それまでの強烈なオーラがなくなった。
まるで菩薩のような雰囲気になり、選手に寄り添っているように見えた。
まだフジテレビのジャンクスポーツでCM入りでマイクがまだ入っているのに選手をどやしてた頃とは選手自体も違うのだろう。
弾けてる分、きつく言ってもついていくんだろうなって感じを受けていたから。
でも、今はゆとり世代。そんなドヤした指導なんてしたらたちまちマスコミの餌食になるし、選手もついていかないのかもしれない。
でも、1大会で結果が出なかったから、次の監督とかってやってたら日本は永遠にこれ以上にはなれないんじゃないかって思ってしまった。
監督自身の成長もあるし、選手の育成も含めて柔道のように2期8年のようにしたらいいのにと思ってしまう。
次を見たいと思った。今の選手がまだまだ成長できると思ったから。
特にセッターがまだ経験が浅いようだからそのセッターとの関係を深めて日本らしい組み立てを考え直したらいいんじゃないかって。
だから中田久美さんなのに。
まぁこれ以上中田さんもやったら一番勝ちたいがありすぎて食事も忘れてって感じで細くなりすぎて心配になってしまうけど。
中田監督以上に勝ちたいと思った選手はいたのだろうか。
選手全体に勝ちたいと言う執念が感じなくて、なんか感情の波がなくていいのかもしれないけど、見ててワクワクもしない。
韓国のキム・ヨンジュ選手のように対日本には妥協しないで牙を剥く姿勢とかは日本では潰されてしまうのか。
いい子が好まれてしまっているのか。
女子バレーってなんでもっと多様性にならないんだろう?