【映画 すずめの戸締まり】感想。少女の行動に毎回イラっとさせられる

リアルなんだろうな

突然、自分に信じられないことが起きたら、きっと誰でもすずめのような行動になるのだろうと思うのだけど、「あんたのせいだよね?」と思わずにいられなかったりして。

新海監督が問いたいもの

「君の名は。」は隕石落下、「天気の子」は天気、今作は「地震」が根底になっているテーマ。

自然災害とどう向き合うのかということなんだろうか。

オープニングの映像は、小さい少女と新海ワールド満開の星空。

新海監督作品の星空って印象的だと思う。

そして、小さい子も。

「君の名は。」からヒロインのイメージはそんなに変わらないけど、男性のイメージが一気に大人になった。

松村北斗が声を演じているとわかっているけど、草太は草太だった。

すずめと草太の声は誰かは知ってたけど、ほかは知らなかったから、伊藤沙莉以外は全然気づかなかった。

叔母さんが深津絵里だったとは思わなかったし、その環に思いを寄せている稔が染谷将太だったなんて。

一番の驚きは草太の友人の芹沢が神木隆之介。ほんと驚き。まぁなんかすごい絡んできていたからそれなりに印象的な感じだったなと。

すべての根底にあるのが、「地震」

それを止めるために草太とすずめが奔走する。

そこに猫のダイジン。

高校生らしい物事を知らなすぎるすずめに叔母さんの環の気持ちできっと見ていたのかもしれないな。

まぁイライラしてたわ。

新海監督の構想の根底は変わらない。

それがすごく重要なことなんだろうと思う。