アナと雪の女王から
実は「アナと雪の女王」を観ていない。
すごい流行っているときには見向きもしない。
なのでストーリーはあまり存ぜぬ。
でも、オラフが主役だったと思う。
ピエール瀧だったのね
アナとエルサの日本語版は松たか子と神田沙也加だってことくらいは知っていたのだけど、今回のメインはオラフ。
オラフがクリスマスの家族の伝統を国中をめぐって二人にサプライズするという内容。
オープニングからオラフが張り切ってる感じ。
でも、オラフのキャラクターがやっぱりいいなって。
ストーリー知らないけど、オラフは好きだったんだよね。
そして、オラフは家族の伝統を持って帰る途中で燃やしてしまい、自らも狼に襲われる。
それを助けに行くアナとエルサと。
そして自分たちの絆は「オラフ」自身であったこと。
なハッピーエンド。
本題の「リメンバー・ミー」
ミゲルという少年は靴屋になるべく運命の子供。
メキシコという国柄?どこでもあること?
でも、ミゲルは音楽をやりたいと熱望する。
ミゲルの家族は頑なに音楽を禁止していた。メキシコという国で音楽がない家族って大変だろうね。
伝説のミュージシャン、デラクルスが自分のひいひいおじいさんなのではないかと予測するミゲル。
おばあさんは家族のために音楽のことではなく、靴屋さんになることを熱望する。
音楽はひいひいおじいさんに繋がる悪しきものとしていた。
ひいひいおじいさんは音楽のために家族を捨ててしまった。
そしてひいおばあちゃんを置いていった悲しい過去。
ひいおばあちゃんのココひいおばあちゃんは記憶がボケてきている。
それでもその娘のエレナおばあちゃんは頑なに家族の絆のために音楽を禁止している。
ミゲルは彼の「チャンスをつかめ」という言葉に自分の中の勇気を掻き立てる。
隠れてギターを弾いていることをおばあさんに知られてしまう。
そしてギターを壊されたミゲルはデラクルスのギターを借りることに。
ミゲルがギターを弾くと・・・なんと死者の世界に行っていた。
死者の世界には死んだ家族が居る。彼らは花に道を通って家族に会いに行くところだった。
家族はミゲルを戻そうとする。
しかし、イメルダひいひいおばあちゃんは戻る条件をつける。
「家族を大切にして音楽は忘れる」
そんなことは理解できないミゲルはその場だけの返事をして元の世界に戻る。
が、戻ったところにあったギターをいきなり弾いて2秒で死者の世界へ。
ミゲルは戻るためには「音楽」と「家族」の択一を迫られる。
そんなことは出来ないミゲルはひいひいおじいさんを探しに死者の世界へ。
ミゲルは逃げているところでヘクターがデラクルスを知っているという言葉を聞いて、ヘクターに助けを求める。
家族のもとに行きたいヘクターも条件をのむ。
家族のもとに行くためには家族が祭壇に自分の写真を飾ってくれること。
そして家族からも世間からも忘れられることを「二度目の死」そうするとどこに行くのかわからないという。
ヘクターはまさにその状況を間近に感じていた。
デラクルスを見つけるためにはデラクルスの開催するパーティーに行くこと。それにはコンテストで優勝することということでミゲルは歌を歌う。
ミゲル役の石橋陽彩くん。声変わり前のすごいきれいな声がいい。
そしてヘクターがなぜか藤木直人。
あ、ミュージシャンだったんだ。
かっこいいイメージだった藤木直人が・・・
デラクルスに会うことに成功するミゲル。しかし、デラクルスの本当の姿はひいひいおじいさんではなかった。
デラクルスはヘクターの死後、ヘクターの曲を自分の曲としてスターになっていた。
しかもヘクターはデラクルスに毒をもられていた。
デラクルスに戻るための花をもらいたいミゲルだが、秘密を知ったミゲルをデラクルスは穴に突き落とす。
そこに居たヘクター。
ヘクターはもう消えかけていた。
そして家族に最後にもう一度会いたいと願っていた。
その相手が実はココひいおばあちゃんだった。
ということは!ひいひいおじいちゃんはヘクターだった!!!
祭壇に飾られていたひいひいおじいちゃんの顔がない写真。
そしてそれを持って死者の世界に来たミゲル。
そのためにイメルダひいひいおばあちゃんも元の世界に行けなかったのだけど。
イメルダひいひいおばあちゃんのお陰でミゲルとヘクターは助かる。
でも、ヘクターの写真がデラクルスに持たれているため、それを取り返すとデラクルスのコンサート会場へ。
そこでデラクルスの過去の悪事を公表したことに成功する。
朝日が上る。
その前に戻らないとミゲルが戻れない。
ミゲルは写真も持たずに行くことは出来ないと躊躇するが、戻る。
ミゲルはギターを持ってココひいおばあちゃんの元へ行ってパパのことを話す。
そしてパパ、ヘクターが娘ココに歌っていた歌「リメンバー・ミー」を歌う。
エレナおばあちゃんは止めようとするが、ミゲルのパパが止める。
そうすると、ココおばあちゃんの朦朧としていた意識が戻る。
そして一緒に歌い出し、ヘクターの顔の部分を出してくる。
1年後
同じ死者の日。
祭壇に飾られた写真。そこにはココおばあちゃんの写真も飾られている。
死者の国ではイメルダひいひいおばあちゃん、ヘクター、ココひいおばあちゃんが死者の国を出国しているところだった。
ヘクターはココおばあちゃんに送っていた詩が公開され、デラクルスが発表していた曲がヘクターのものだったことが知られ、家族もハッピーになる。
ミゲルも新しく出来た妹にいろいろ教えながらギターを弾く。
ミゲルの勇気。
家族は良かれと思ってレールを引いてしまう。
でもそこを走れない子供。
どこにでもある図式。
その時、どうするかってことだよね。
勇気を持ったことでそれまで勘違いでいがみ合ってしまった関係が修復出来ることもある。
ストーリーとしてはかなり難しいけど、彩りや音楽が素敵。
各国でカスタマイズすることが前提で作られているんだよね?
吹替版しかないわけだし。
アナ雪もそうだけど、その国の人が日本語の歌詞として歌ってくれている方がいいってことか。
今の日本ではあまりピンと来ない話なのかもしれない。
核家族化になる前の日本でないと、お盆に集まる風習があるところであればすんなり観れる。
そうじゃないとちょっとむずかしいのでは?って思ってしまう。
お盆の風習がある日本だったらすんなり受け入れられるって言うことを言っていた人も居たけど、最近もまだある?
それでもいろいろ考えること、感じることはあると思う。