【映画 ストーリー・オブ・マイライフ】感想。久しぶりの映画館

洋画の方が再開が早い

元々は3月27日公開だった作品。

もし、自粛になってなかったら、私は観たいとは思ってなかった。

「若草物語」自体、あまり知らないんだよね。

若草物語の主役って・・・

私の知っているレベルの「若草物語」は実は、「ガラスの仮面」内でのいろいろ。

だから、どうしてもガラスの仮面の画が頭の中を駆け巡ってる・・・

確か、北島マヤがベスで、青木麗がジョーだったんだよな。

とかとか。

だからね、若草物語の主人公ってベスなんだと思ってたんだよね。

4姉妹の関係もだから微妙。

メグが長女って言うのはなんとなくわかってたけど、エイミーが四女だってことは帰ってきて知ったわ。

エマ・ワトソンとメリル・ストリープくらいしか知らないのだけどね。

1860年代のアメリカってことなんだ。

南北戦争時代ってことになるのか?

女性ばかりの貧しい暮らしの中で、結婚が女性の幸せという時代に反発した女性ということなんだろう。

160年前のアメリカ。

人種差別の中、黒人奴隷開放に尽力した父親。

いつ戻るかわからない状態で待つ家族。

何が一番大切なの?

そして父親が倒れたために母が不在となり、ベスだけが真面目に母親の務めを代行し、猩紅熱に罹患してしまう。

大人になるまでの経緯と大人になった自分たち。

ジョーはでも、当時からちゃんと自分の作品に対しての価値を値付けることをしていた。

最近、ツイッターで新人の物書きに対して、きちんと単価を提示してとかって言うのがリツイートで流れてきてたけど、それは違うと思ってしまう。

自分を安売りしないで自分の価値をきちんと売り込むことが大切だってことだなと。

最後はお金で自分の価値をはかってしまうわけだから。

売れました。でも、自分の取り分はありませんでは誰も納得しない。

なら自分の価値を自分でまず信じて売り込む、引き受けることが大切なんだってこと。

フリーランスの自分もこの2年、そんな感じだった。

2年前の今頃は無職、求職中でやりがいをもらえる?という甘い言葉に今の半分くらいの契約をしてしまった。

が、結局、フリーの仕事なんて私の経歴書で売りやすいところに売るわけで、「だったら、こんな安いはずないじゃない」ってことになって、1年ちょっとかけて今にしたよね。

それでも駆け引きはあって、「言い値で」って言うのだけど、私はどのくらいで売れてるのかっていうのはなかなか掴めなかったから、「そちらの最高額で」って言ったら、すんなり倍になったわ。

私って自分で自分を安売りしすぎたわって後悔したわけだけど。

ま、若草物語をこの世に広めたジョーという女性は女性の幸せは結婚という時代に自分の力を信じてたわけで。

あぁ、若草物語が今の時代にも通じるのは、未だにどこかにある女性に対する閉塞感なのかもな。

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