レガシー言語はいつまで生きていける?
レガシー言語、2005年ではCOBOL、Fortran、PL/1。
今はそれにASP2.0が入ってくる。
それを誰がメンテナンス出来る?
しかもその古い考え方を若い人に押し付けるのか?
ASP2.0
40代になって感じたことはASP2.0で作ったシステムが案外多かったということ。
ASP2.0+IIS4.0
Microsoftが世に送り出す最新のサーバーサイドテクノロジー
ってことですね。
そうだったのです。2000年のIT革命当初は。
普通にテキストベースで書けてコンパイルとかも不要で。
VB6.0がクラサバってことで結構汎用的な感じだったのでASPはとっつきやすかったのでしょうね。
Webの画面ってとても画期的だったもの。
2000年頃、日本の景気は良かったのか?
2002年頃に実は開発されたものが今一番多いと思う。
システムは作ったままほったらかしておけるものではない。
保守が必要で手を入れなければいけないものだと思っている。
でも現場はそれを出来る人がいなくなっているのも事実。
先のCOBOLがまだ普通に稼働している。
そこから切り出していったのがASP。
ASPでシステムを開発した世代は私の世代。
現場で普通に居る人で開発する人はもう皆無。
ほとんどが管理職になっている。
設計書も残っている。
当時のまま。
って何年経ってるのよ。
15年も塩漬け状態だったりするわけ。
更新日時が2002年ってままだったり。
あり得ないでしょ。
プログラムを見ると画面がまるで違ってたり、起動しているバッチのファイル名がそもそもなかったり。
発掘作業にもほどがある。
いや、逆にね、そんな設計書がない方が楽よ。
今動いてるものが「正」なんだからそこから起こせばいいだけで。
変に残ってるとそれを探すのよ。人間って。
って言うか知らない現場なんだから調べてないことを証明して説明しなきゃいけないっていうアホな作業がある。
で、こんなこといつまでするの?
Slr会社の人に聞いてみた。
「これっていつまでこのままなんですか?」
「いや・・・予算が」
ふーん、そんな問題なのか?
まぁASPじゃなければってことなんだよね。
ちょっと後にPHPが出てきて、そのPHPはまだまだ現役だし、エンジニアも多い。
私もPHPやっとけば良かったなぁって思ってたくらいだけど。
さて、予算の話。
いつの時代に予算があるなんてことがあるのだろう。
そんなことを言ってたらいつまで保守が出来るのだろう?
雇用もおかしいことになってきているのに。
派遣会社で正社員化が進む。それだって誰だって正社員にするとは思えない。
需要がある人には正社員になってもらいたいのか?
長年やってたらいきなり派遣切りって報道もあったよ。
そんな年代なんだよ?
その世代に会社の保守を依存している社会って怖くない?
まぁ60過ぎの方の雇用が促進しているのはいいことだけどね。
きっと。
ただ今から次を見ておかなきゃな時代だってこと。
作り直すにしても今のシステムを読めなきゃだめでしょ。
COBOLなんてほんとその最たるものだ。
ASPならまだしも。