【貴乃花親方】ゼロからのスタート

弟子によって考えさせられる

この半年の貴乃花親方の行動。

被害者だけど、雲行きがどんどん変な方向へいってしまって孤立無援。

相撲協会を壊したいのか、自分が壊れたいのかわからなかった。

ゼロからのスタート

貴乃花親方が信じられるのは誰なのだろう?

後援会の時の笑顔を見ていると後援会には信じられる人がいるのだろうか?

中学卒業と同時に自分の親の部屋に弟子入り。

それは親子の縁を切るってことだったらしいから、人間形成的にどうだったのだろう?

結局、父親である師匠が亡くなり、兄花田虎上、母藤田紀子とは絶縁状態という報道。どこまで本当かなんてわからないけど。

若い頃からこの二人に対していい感情があるような報道はまるでなかったから、今や無関係でいられるのであれば無関係でいるだろう。

それぞれに家庭があり、別個になっていると考えられるわけで。

相撲協会の体質が変わらない。

それに業を煮やした貴乃花親方だったけど、人脈の作り方を教えてくれる人はいなかったのか?

そういう裏工作はまるで出来ないタイプって感じがする。

自分ががむしゃらに頑張って横綱になって。黙々と強い貴乃花が好きだったな。

まぁ現役時代は成績だけが評価されるわけで。

今のようなモンゴル相撲の縮図のような感じでもなく、もっと見ていて楽しかったんだよね。

まぁそんなモンゴル相撲を否定するのではないけど、それでも自分の弟子が被害にあったということをもっと問題視して欲しかったのだろうか。

日馬富士関は引退をして幕引きにしたかった相撲協会。

私はそれだけでもかなり大変なことだと思っていたけど。

そして自分の弟子が同じように暴行事件を起してやっと気づく。

自分のしてきた流れの悪さを。

本来であれば貴公俊は「引退」になってもおかしくない。

あれだけ厳重に注意があったわけだから。これで「暴行」をしても「引退」しなくていいという流れができたとも言える。

自分の弟子じゃなかったら、もっと追い込んだんじゃないか?

しかも自身が場所中なのにわけの分からない行動をしたことが少なからず影響しているということは間違いない。

暴行事件直後から貴公俊の引退回避のために手のひらを返した行動をし、許しを得た形。

まぁこれで手綱のなかった暴れ馬を相撲協会も手綱を締められると言う思惑も働いたのだろう。

現在の一代年寄が実は貴乃花親方しかいないという状況。しかも「功績顕著」での一代年寄。

さすがに契約違反したからと言って解雇は出来ないのだろう。

何があっても貴乃花親方は人気がある。

もし、一般投票で理事選をしたら間違えなく理事長は貴乃花親方だ。

貴乃花親方に続く「功績顕著」に値する横綱いないし。

相撲しかしてなかった人だからなぁ〜。政治的な力をこれで少し勉強したことと思う。

今回、一番底辺まで降格させられたわけで。今まで見えなかった部分を見ることができるいい機会だ。

貴乃花親方人気はある。それは八角理事長も他の理事もわかってる。自分たちよりも人気があると。

だって、今、理事で元横綱って八角親方の元北勝海と芝田山親方の元大乃国しかいないわけで。

次の時代の理事長には貴乃花親方くらいしかいないわけで。モンゴル人に年寄りを与えるとは思えないし、同世代の横綱はみんな転職しているわけで。

今、考えていた改革はすぐなんて実現出来ないのだから、政治的な世界を勉強してその時に大改革をして欲しい。