88歳。未だ健在。
実際にあった話のようだけど、実際には90歳のおじいさんだったってことで、クリント・イーストウッド監督はまだその年ではないとしても、なぜあんなに元気?
年を取ることを忘れた人なんだろうな。
家族とは何か?
自分が目立つことを人生の最大のテーマとしたクリント・イーストウッド演じるアール。
最初は粋な格好でユリ?の品評会で表彰されていた。その頃、娘は結婚式で来ない父親に涙していた。
しかし、インターネットの普及についていけずに農場は差し押さえられる。
ボロボロのトラックで孫の結婚の前祝いに駆けつけると、妻、娘からは冷たくあしらわれる。
そのパーティの参加者に「お金になる仕事がある」と声を掛けられる。
孫の結婚費用を用立てすることになっていたのに、一文無しの状態だったアールはその話を受ける。
それは麻薬の運び屋だった。
メキシコからシカゴまでを運んでたってことなのかな?
メキシコの風景をあんなに見ることがなかったかもしれない。
1度で孫の結婚費用を用立て出来、喜んでもらえたことに自尊心が戻ってきて、2回目。
ボロボロのトラックを買い替え。それを見た退役軍人仲間にお金があれば・・・と言われて3回目とどんどんはまっていく。
その頃ブラッドリー・クーパー演じるベイツ捜査官がシカゴ警察に赴任する。
ブラッドリー・クーパー格好良い。うん。
まぁストーリーはね、終始、アールが陽気に歌を歌いながら運転しているシーンなわけだ。
たまに警察に声を掛けられるのだけど、まぁ疑いの目がむくことはなく、12回も行うことに。
その頃にはボスにも招待されいい思いをする。って、ボスがアンディ・ガルシアだった?
アンディ・ガルシアのかっこよさがなかったのだけど。
お目付け役とも徐々に気持ちが通いだすが、ボスが殺され、違うボスになり、お目付け役だった一人が反発して殺される。
時間を守るように言われるアールだったが、そこに妻が倒れたとの連絡。抜けたら自分の命も危ないが、最後の最後にやっと家族に戻ってきた。
一緒の時を過ごし、妻を看取って、再びトラックを走らす。
そこにはシカゴ警察が待ち受け、逮捕される。
ベイツ捜査官はその前にすでにカフェで接触していたが、疑うこともなかったってことで。
クリント・イーストウッド監督・・・すごいわ。
うん。
きっと次回作とかってもう撮り始めてたりするんだろうな。