残念なことに
連日のレイトショー鑑賞ってことで開始した途端に、眠気に襲われ、東出の登場シーンまで記憶がとんでいる。
そこに何があったのか?それは何分だったのだろう?
って、感じだったりする。
前回作品とは違う夫婦関係
蒼井優✗高橋一生は去年公開の「ロマンスドール」直後なのに、また全然違う夫婦像になっている。
物語は太平洋戦争前夜の日本。まだ貿易商の仕事が出来ていた頃ってことなんだろうけど、それでも、憲兵の動きはきな臭い気配を帯びている。
まぁその憲兵が東出昌大ってことで、なんだろう?今になると構図が面白い。
どのタイミングで私は目覚めたのだろう?ストーリーを確認するとかなり寝てたのか?って気もしなくもないんだけど。
起きてからも最初のうちは、ぼんやり〜だったからなぁ〜。
神戸の洋館に住む当時としたらかなり優雅な生活をしていることはわかる。
高橋一生演じる優作が満州に行った場面があったのだろうか?
その部分が抜けてる。
優作の甥の文雄演じる坂東龍汰、「弱虫ペダル」の鳴子くん?うわ、全然わかんなかったわ。
そして蒼井優演じる聡子はうーん、当時のセレブな感じってこんな感じかもって女性。
ちょっとお高くて早口。
そこに聡子の幼馴染の憲兵、泰治役の東出昌大。
まぁ物語が歪み始めるのは玄里演じる草壁弘子の死。
泰治は聡子に弘子の死について「優作が連れ帰った女性」と説明する。
聡子は他の女性の存在の登場で夫に対して不信感を抱くようになる。
夫に聞いても安心できる回答が得られず、甥の文雄のところへも行く。
文雄は優作の会社で働いていたのに、突然、執筆活動をすると籠もっていた旅館へ行くが、逆ギレされてお使いを頼まれる。
文雄には憲兵の見張りがついていた。
何が?
聡子は不安になる中、夫に渡す。
それこそが夫が隠そうとしていたこと。
聡子は自分ではない存在を夫が守ろうとしているいたこと、していることに女性としての嫉妬で意味のわからない行動にはしる。
優作はスパイなのか?
優作の正義と聡子の正義。優作は同じであるように思われるような行動を起こす。
が、最後は・・・。
やっぱり最後は聡子を守ったのだろうなってことなんだよね。
一緒に居たいだけ
聡子はそう望んだだけだが、それは難しいよね。
監督賞。でも、日本人はその価値を知らないのだろうな。