【映画 余命10年】感想。泣くよね。

年齢層

金曜日のレイトショーに行ったのだけど、年齢層は様々。

女性のグループもあり、大学生くらいの男性のグループあり。

なぜだろう?男性って大学生くらいまではグループで来る気がする。

実話なのか

小松菜奈と坂口健太郎のW主演。ってだけでも興味があった。

内容は、どちらかが亡くなる結末なんだろうなってことはわかったのだけど。

小松菜奈の顔のアップ、産毛が見えるのに毛穴が見えないってどういうことなんだって感じだった。

20代、中学の同窓会。卒業して10年も経ってないけど、一番人生が動く時期だよね。早ければ結婚して子供もいてって親になってるし、大学生の学生であったりするし、自分の未来が見えなくなっている人もいるし。

小松菜奈演じる茉莉と坂口健太郎演じる和人。

和人以外は知っている茉莉のすべてって感じで和人が気の毒になってくるところもあるし、それでも知らないほうがいい事実もあるよねってこともある。

同級生のタケル役の山田裕貴もクラスに一人はいそうなタイプ。

難病指定の病気。しかも余命10年。ガンとかとは違う。治す手段が見つかっていない病気。

しかも制限もある。

それでも死ぬ直前まで生きなければいけない。

そこに意味を感じたりした?

家族のため?

姉役が黒木華。父親が松重豊さん。母親が原日出子さん。

姉は妹のために少しでも生きてほしいと調べて提案するが、振り回される側は大変だなって思う。

だって、そこに「絶対」はなく、「夢」を持ったところで未来は見えない。

父親が姉の気持ちも考えてあげろと言う。

うーん。そうなのか?可愛そうという感情は全員に当てはまるのかもしれないけど、それでもやっぱり押し付けられる側の気持ちが一番気の毒だ。

和人の前では普通に振る舞い続け、倒れる瞬間まで和人は茉莉の状態を知ることもない。

自分が好きになった相手が治らない病気を持っていると信じられるはずもない。

松重豊さんが泣くシーンがある。まぁその前から私もさすがに涙が出てた。

でも、鼻ツーンって涙じゃない。もらい泣きくらいの状態かな。

だって、彼女はまだ生きていて、和人との関係を終わらせた後くらいだったから。彼女の「生きたい」って言葉にきたのかな?

小説を書いてから10年頑張ったってことなのか?

和人はどう生きているのだろう?

初めて愛した人が居なくなってしまって、和人にはその先まだ長い人生が残っているけど、一人を選択してないことを期待する。

死ぬ運命の役はやっぱり大変だったんだろうなって気がする。