高校生になれば
自分の臓器提供とかを親と話すことがあったのだろうか?
私は同じ年代のこの親御さんが素晴らしいと思う。
旦那さんを亡くされて
子供を生き甲斐とするのって自然なことなんだと思う。
子供がまさか合宿という名目でいなくなんて想定外だよね。
そんな時に子供の願いを最後にひとつでも叶えてあげようとできる心の広さを感じる。
きっと子供もお母さんを残していくことが悲しかっただろうなぁ。
なかなか子供間での臓器移植がすすまないように見える。
しょうがないよね。
悲しみのなかで即決を迫られて正常な判断が出来る人間がどれだけいるだろう?
私たちはそういう教育を受けてきていないから感情が先走りになってしまう。
私は両親が「献体」をした。
まだ私が幼い頃のことで、言葉の意味がわからなかった。
今思うと、すごいことだなって思う。
自分は「献体」までの気持ちにはさすがになれず、それでも臓器提供はしたいと思っている。
私の身体は借り物だから、自分の精神が抜けたら、有効活用してもらえてらと思う。
だから、最低限の身体を保たなきゃっていつも思うよ。
気持ちがあっても状態の悪いものでは意味ないからね。
高校生のご冥福をお祈りいたします。