映画化されるとは!
「響 〜小説家になる方法〜」が去年マンガ大賞を受賞した。
マンガ大賞を受賞した作品は映画化されるのが最近の流れだけど、誰が響を出来るの?って思いながら読んでた。
でも、世界観がそのままだった。
平手友梨奈が凄すぎる
最初、映画「響-HIBIKI-」のポスターを見たとき、「うわ!響だ!」って思った。
漫画の響そのものだったから。
平手友梨奈って子が何者か実は知らないのだけど、「欅坂46」のセンターなの?
アイドルらしくないアイドルなんだよね?欅坂って。
そのクールさが役にピッタリはまってた感じ。
だから普通の平手友梨奈を見ても響だとは思わない。そのくらい別人格。
それでも漫画よりも感情を押し殺しながらも表す部分がとても共感できた。
漫画の6巻くらいまでをまとめていた感じ。
嫌なことは嫌。
友達がいじめられていたら倒す!
そのまんまだったね。
まず「文芸部」
花代子は特に出演なし。まぁこの子が入るとまた面倒なエピソードが増えるからね。
文芸部でまずは隆也の指を折って、屋上から飛び降りる。ほんとにやったよ。
怖くなかったのかな?
響そのもののように落ちていったのには驚いたわ。
涼太郎が別に居なくても良かったような・・・
結局、響とリカとふみの話し。
リカのアヤカ・ウィルソンも漫画のリカそのもの。でも、実写の方が響に揺らされている感じが出ている。八方美人だけど、響には嫉妬し、響もリカには心を許している。
それに慣れないリカって構図だけど、それでもいい関係が出ていたと思う。
そして、ふみの北川景子がまぁ〜、引率の先生のような。
美人すぎだわ。
漫画のふみもブスではないけど、美人って設定ではないから、やっぱり花があるよね。
そして響の才能に惚れ込み、編集長の高島政伸。まぁ合ってるわ。嫌らしい役。
完成披露試写会のときに「響の弟子になりたい」とかって発言があったから直接の絡みがもっとあったのかと思ったら、全然ないに等しかった。
漫画でも編集長とは絡んでなかったっけ?
リカの父親の祖父江秋人が吉田栄作だよ。いい感じのおじさんになってるわ。
そして「銀魂」の二人がオーラを消して売れない作家と自己満足の作家で出てる。
まず、小栗旬。
なぜ小栗旬?ってくらいカッコよくなくてもいい役でカッコいいオーラを消して登場。
6巻までの内容だと掘り下げることもなくさらーって感じで終わっちゃうんだけどね。それでも小栗旬の山本春平は必要な役なわけで。
あとは柳楽優弥ね。最初のシーンは柳楽優弥?って感じだったけどね。
ピザ屋で空気読めない発言を連発しているところとか、誰だかわからなかった。
久しぶりに観たのが北村有起哉。嫌な元芥川賞受賞者だけど、リカにセクハラ発言していたところを響に正面から顔面に蹴りを入れられる役。
かなりクリーンヒットしてたけど、メイキングが見たいわ。
週刊誌記者役の野間口さんは映画で大きくなってた感じ?
週刊誌の記者じゃなくて漫画はテレビの報道だっけ?
にしてもCANONのカメラが粉々だぁ〜。
まぁ「お伽の庭」を春休みに執筆してネット受付ということを知らないで送るところは同じで、それを一度は捨てられたのに、ふみが拾い上げて読んで感動し、誰の作品かわからないままテキストデータにする。
今はもう手書きなんて古いってことなのか?
新人賞にまずノミネートされる段階でリカの家でふみは響と初対面を果たす。
2時間弱の映画ではほんと触りだけ。
同人誌を作るのだけど、そこも花代子が存在しないから5分もない感じ。
海のシーンが漫画にあった?な感じ。
新人賞のシーンで柳楽優弥の田中康平とダブル受賞なんだけど、ダブル受賞ってことで響を挑発する。
それに怒った響は授賞式の康平のスピーチで椅子で殴りかかる。
そして地下鉄のシーンはかなり恐怖が出ていた。
響が芥川賞・直木賞のW受賞。
受賞の会見ではふみが質疑応答をすることになっていたのだけど、ふみに対して攻撃的な発言をしていた記者に飛び蹴り。
一度は単行本の発売が見送られたが、社長の鶴の一言で販売開始が決定する。
その頃、響は電車に飛び込もうとしている小栗旬演じる山本春平に遭遇する。
春平は10年書き続けたけど、世間に認められないと言い出すが響には通じない。
そして、響は電車を止めてしまう。
そんなタイミングでふみに電話すると単行本の発売が決まり、初版100万部だと聞く。
響はその印税を知りたがる。ふみは「1億くらい」と言うとほっとする響。
響はパトカーに乗せられ、これから慰謝料の請求が行くはずだと言う。
響は印税でどうにかなることに気づく。
そして響はふみに「新しいアイデアが浮かんでる。出来たら最初に読んでくれるか?」と聞く。
ふみにしてみたら編集者冥利に尽きる話でしょ。
ってところで終わり。
続けるの?
めちゃめちゃ中途半端な終わり方。
どうなるだろう?これから?