【華氏119】感想。2年前の事件の謎が少しは分かるのか?

あれから2年

そっか、ちょうど2年前の今頃、アメリカ大統領選挙だったんだ。

あの日まで株価は下がっていたのに、あの日の10時を境にすごい急上昇して驚いた。

2年前の文化の日はまさかトランプさんが大統領になるなんて誰も信じてなかった。

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アメリカという闇

マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーなのか?

主演が堂々と「ドナルド・トランプ」ってなっているし、いいらしい。

アメリカの大統領選挙のからくり。

日本よりもヤバそうなマスコミ。

そして州知事という立場を利用する経営者。

差別が今回の引き金なのか?

マイケル・ムーアの語りだけで2時間20分。

そこには候補者になったトランプさんの経緯から大統領になった瞬間のお通夜のような様相、トランプが支持された理由がわかりやすく描かれているのだと思う。

異常なまでの娘愛。

白人主義。

セクハラ。

それらは何もトランプさんに限ったことではないらしい。

議員の多く、またジャーナリストやそれを報道するキャスターも同じ穴のむじなであったことが、ヒラリーさんより応援しやすかったのだろう。

そしてトランプさんが大統領になろうなんて考えるきっかけは2010年のミシガン州の知事選が発端ということになる。

スナイダーという大富豪が知事になり、好き勝手なことを始める。

支配される街。羨むトランプ。

お金の次の権力とその力を欲しがったということなのだろう。

スナイダーはフリントという黒人の多く住む街の民営の水道が鉛入であるのに「安全だ」と言い含める。

最終的にはオバマさんまでフリスクを訪れて水道水を飲むふりをして「安全だ」とお墨付きを与える。

さて、トランプ大統領は共和党なんだ。

そして長年大統領だったのは民主党。

そしてその民主党もヒラリー・クリントン候補に1本化するために禁断の手を使って民意を失墜させていっていたという事実。

高校生の中で巻き起こる銃乱射事件。

それは子どもたちの政治的思想であるかもしれないのに結び付けない政権。

トランプさんは中国のような終身であることを望むような発言をしている。

アメリカは耐えられるの?

って、民主党にしたところで腐敗しきっているようなアメリカの政治はどうなっていくの?

高校生が立ち上がる。

自分たちでアメリカを変えようとする。デモに参加する中学生とそれを止めようとする校長。

なんか「天安門事件」のような雰囲気を感じてしまう。

今のアメリカの若者が求めているものは何なんだろう?

民主主義と言いながら上辺だけのものに気づいたことでの行動なのか?

この流れは20年後、30年後に日本にもまた伝播するのか?

今の日本人にはない熱量を感じる。

今の日本人がすることは馬鹿な田舎者がハロウィーンだと言って渋谷に集まって馬鹿騒ぎをするくらい。

そこに何か意思や何かはない。

残念な感じじゃないか?

アメリカはファシズムに突き進むのか?

中間選挙に合わせて公開されている「華氏119」

アメリカの国民はどう感じているのだろう?

そしてどういう回答をするのだろう?

でも私はトランプさんになって違う風を入れることは良かったのではないかと思っている。

あの一瞬でプラス20万になったり、マーケットも動いたわけで。

そこから依然高い水準のまま推移しているし。

ヒラリーさんだったらどんな世界になっていた?

オバマさんの頃と何も変わらなかったのだろうね。きっと。

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