全然わからなかった。
予告ではマッド・デイモンが出るんだぁ〜くらいの感じで居て、それでもクラシックフェラーリが見られるってことで行ったわけ。
で、フォードのドライバーって誰?と思っていたら・・・
「クリスチャン・ベイル」
?
なんか聞いたことがあるような。
面影なし
Wikipediaで見たら「バイス」と。
「あれ?見たよな。私」
ってことで、去年の今頃はチェイニーさんになってた人かぁ!!!!
全然、わからかったわ。
ほんと。
最初はマット・デイモンがメインの話なんだろうって思ったけど、主演はマット・デイモンだけど、それは違うって感じ。
もうね、クリスチャン・ベイルが主演だよ。
うん。
この映画はかなりの紆余曲折があったものなんだね。
そもそもはシェルビー役がトム・クルーズでマイルズがブラッド・ピットって言う報道もあったとか。
そのコンビも面白そうだけど、それでもマイルズはきっとクリスチャン・ベイルが演じたような人だったんだろうな。
エンドロールに実際の写真が出てたけど、そっくりだったもん。
さて、お話は今から50年以上前の話。
フェラーリがモータースポーツ界では絶対王者だった時代。
って今だって王者じゃないの?
ル・マンって1923年から開催されてるってそんな時代、日本ってどんな時代だ?
直近はトヨタなんだ。驚いた。ってくらい知らない世界。
第2次世界大戦で中断してて1949年から再開してからはフェラーリがすごかったんだね。
で、そこにアメリカのフォードが参戦してきたってことか。
その時の実話ってことなんだ。
シェルビーって人は元ドライバーであり、カーデザイナーってことでフォードからオファーを受けて受諾したもののって話。
アメリカ経営者のエゴがどっさり詰まっているストーリー展開。
史上最高のレーシングカーを作る。
そのためにマイルズを誘い、チームでフォードのために働くが、マイルズの正確を良く思わない副社長に排除させられる。
副社長からの圧力でマイルズを外さなければならないシェルビーではあったが、それでは勝てない。
社長に直談判してどうにかマイルズをル・マンを走れることになったが、最後にまた副社長の策略がマイルズを傷つける。
それは現在まで影響するくらいの大きいこと。
なぜなら、マイルズの名前はWikipediaの歴代勝者に入ってないということ。
一番早く走ったのに。
それでも、マイルズたちは次の車への気持ちを持っていた。
そして最後は悲劇。
すごい長い映画。
2時間45分。
最後の場面は必要だったのか?って感じがあったけど、シェルビーが主役だった場合には必要なんだろうな。きっと。
シェルビーという人となりを表したシーンだと思う。
まぁクリスチャン・ベイルだとほんとわからなかった。
クリスチャン・ベイルという人を見てもまだ顔の見分けがつくわけでもないんだけど。
マット・デイモンはオーシャンズ11から知ってるから見分けがつくレベルで。
まぁ驚いたってこと。
あと、やっぱりこの映画は映画館で見るべき。前の席が空いてる・・・ (前に頭の大きい?座高の高い?人で字幕が全然見えなくてすごいストレスだったわ)
それでも、レーシングシーンの迫力はすごかった。
音がほんと良かった。
マイルズの息子がちょっと前の濱田龍臣に似てる感じだった。
また任侠映画鑑賞後に肩で風を切るって表現があったけど、この映画鑑賞後にアクセルを踏み過ぎそうで怖いかもって。
そんなことないか?