【大坂なおみ選手】日本人で居てくれてありがとう

優勝よりも大切なこと

2年前、20歳の彼女は精神的に脆く、優勝してもあまり喜べてなかった。

今回は、自分の存在で「伝える」ことをしていた。

本来の強さ

アメリカ、黒人男性が背後から警察官に射殺されるという悲劇。

先月の試合で試合をボイコットする意向を示したことに日本では批判的なツイートもあった。

世界ではそんなことはなく、大会主催者すらもそれを支持し、1日延期した。

大腿部を負傷した状態で、今回の大会も登場してきていたけど、それでも、劣勢になりながらも崩れないなにかを見せてくれた。

マスクに示した彼女の意思。

彼女はハーフであり、肌の色で言えば「黒人」かもしれないけど、それでも「日本人」で居てくれていることに感謝したい。

黒人なら日本人じゃない

ってどんな驕りなんだろう?

彼女は別に「黒人」というだけで行動していたわけではない、アメリカの「白人至上主義」への反発だ。

だから、日本人も当てはまる。

島国のみみっちい思考で彼女を量るなって言うの。

日本でも差別はある。

2年の間にランキング頂点までいき、現在9位。トップとの4000ポイント差。

大腿部の負傷を治癒しつつ、安定した強さを観られていけるといいなと思う。