【映画 女子高生に殺されたい】感想。変態映画なのか?

そんなことはないな。

田中圭が女子高生に変な妄想を抱くって内容なのかと思いきやちょっと違う?

とても緻密に計算された展開に驚く。

誰が?

田中圭演じる東山春人。

赴任初日から人気教師の東山となにかを感じて気分が悪くなる河合優実演じるあおい。彼女を気遣う南沙良演じる真帆。

東山の目的は冒頭から明らかになっている。

「女子高生に殺されたい」

そのために手段を選ばず、本気度を感じる。

ターゲットは誰なんだろう?

東山はクラスの女子に思わせぶりな態度を取る。

莉子演じる京子、茅島みずき演じる愛佳。

真帆も東山に惹かれ、彼の部活に入る。あおいは東山になにか違和感を感じながらも真帆が入るならと入部する。

東山の最終目的は?

田中圭と大島優子以外はほぼ無名。

唯一の男子生徒役川原が細田佳央太。なんかね、ほんと普通すぎる高校生男子で・・・

まぁこの作品の変態は主演の田中圭だしね。

展開はほんとすごい楽しめたと思う。

高校生が多い中でみんな演技ができるのね。

大島優子演じる元カノの五月が展開として「アホなの?」なことをするんだけど。

こういうことって普通にあるのか知らないけど、睡眠薬を入れた飲み物を出して、相手が飲む前に飲むのならわかるけど、飲んだ後に飲む必要ってある?ってこと。

視線を外して、自分よりちょっと後ろに位置する相手が何をしているかわからないでしょ?

といつも思ってしまうのだけど。

まぁ最後はかなりセンセーショナルな感じになるわけだけど、人の脳に刻まれた記憶は失くならないのか?

記憶喪失になっても戻ってくるのか?

などなど思うことがかなりあった作品でした。