闘将、星野仙一を悼む
昨日から今朝にかけて、今まで関係していた記者の方が星野監督のことを記事にしている。
いずれも涙が出そうになる。
今だったら
自分にも選手にも厳しかった星野監督。
昔は鉄拳が当たり前の時代だった。
プロであるからにはこうあるべき!を徹底させるためには必要だったのではないだろうか?
それでも星野監督は人望があった。
殴られた選手には理不尽だと思った人間だっていたんじゃないだろうか?
それでもそこまで暴力が表沙汰にはならなかった。
選手も殴られる意味をきちんと理解し、大人だったのだと思う。
今の選手よりも精神的にはもっと成熟した団体だったように思う。
今の選手は活躍すれば自分の力。
派手になり努力が続かないように思う。
星野監督に対する記事は記者の方にも厳しい時もあり、反面、繊細で気配りを忘れない。
選手の奥さまのお誕生日に花束をご自宅に贈る。
選手の存在が家庭で守られていることを理解されていたのだと思う。
引退した選手、フロントの再就職の世話までしていたという。
星野さんの人望があるから出来ること。
人望がなきゃ頼める先もないわけで。
星野イズムを継承している人が大勢居るはず。
きっと星野さんの夢を引き継いでくれるものと信じたい。
マスメディアの人もそういう人を育ててもらいたい。