現代社会に潜む倫理観
運動部で激を入れる行為で
「相手の選手を潰せ」ってことは綺麗事じゃなきゃあると思う。
今回のことは、それを受け取った側の「倫理観」の欠如ってことなんだと思う。
ルールの範囲内
「相手の選手を潰せ」
言葉だけを捉えたら確かに野蛮だと思う。
でも、綺麗事だけじゃ勝てないことも事実。
こうやって激を入れる行為が問題視されることがなんかおかしくないか?って気がしてきた。
言ったのは事実だろう。
ただ、言われた側の受け取り方があまりにも未熟すぎた。
言った側は確かに「潰せ」と言ったが、それは相手に「怪我をさせろ」ってことではないだろう。
バカなんじゃないの?
そう思ってしまう。
あー、バカにどう説明できるんだって話になってきたなって思う。
監督が言った言わない論争になっているけど、さすがに監督が「怪我をさせてこい」とは言ってない。
潰せ=怪我をさせる
しかもルールの範囲外でと勝手に解釈をしたのはこの選手だ。
最初の段階で選手交代をして「それは違う」としなかったことで選手がしたことを望んだ指導者ってことになった。
でも、この選手にきちんとした倫理観があれば、それはルールの範囲内で行われるべきことだ。
正々堂々と。
出場機会がなくなっていた。
アメリカンフットボールは監督の指示通りにするものだってことをかなり言われているし、書かれているからそうだろうが、それをどう受け取るかは選手が馬鹿では同じ方向には向かない。
このチームの弱点はバカの教育をきちんと出来なかったこと。
監督・コーチが本来なら守るだろうと思うコメントがないのもうなずける。
自分たちの想定以上のことをされてしまったのだろうと。
言ったことの是非よりもしてしまった行為に対する指導があったのかなかったのかを知りたい。
孫世代に指示することの難しさなんじゃないの?
「潰す」と言う言葉をアメリカンフットボールというルール内で他の選手だったら、どうするのだろう?
プレーでプレッシャーをかける。
しつこく食い下がる。
思い通りのプレーをさせない。
などなどになるんじゃないのか?
あんな「反則行為をしろ」って意味でとっちゃう選手の精神を疑う。
全治3週間で済んだから良かったと思うけど、ムチウチとかって症状は後から出てくるからね。
首にかなりのダメージがあると思うんだ。
あそこまで脱力状態で追突されているのだから。
この加害選手の対応を間違えるとこの選手は大変なことになるかもしれない。
監督が辞任したところでどうにもならない、心の問題。
どちらにしてもケアをしなきゃいけないと思う。