【映画 祈りの幕が下りる時】いよいよ公開日が発表された

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加賀恭一郎シリーズ最後の作品

原作がラストなんだから、映画もラストなのは当たり前なんだけど、阿部寛さんの当たり役が終わるのが寂しい。

小説を読んでいても、加賀恭一郎は阿部寛なんだよね。

全ての謎が繋がる

麒麟の翼は日本橋だ。

加賀恭一郎の所属しているのも日本橋署。

全ては「日本橋」から始まっている。

その謎がわかる。

でも、まずその前に謎が広がる。

東野圭吾作品の中でも丁寧な謎。

悲しい謎。

様々な感情がそこにはある。

思いやりがあるから、時に人には理解されない行動になることもある。

利己的だったらもっとすっきり見えるのかもしれない。

きっと映画も見応えがあるときたしてる。

2018年1月27日公開予定

【武井咲&TAKAHIRO】結婚と妊娠報道に驚く!

女優として

事務所のゴリ押し状態から徐々に彼女の魅力での役柄も増えてきていたような時期のように思えるけど。

オスカーの女優さんもなかなか若い頃の結婚は厳しそうだったけど、よく許したね。

正々堂々としてた?

2015年なドラマでの共演後に交際が報道されて、友達関係を強調していたような?

23歳。

24とかって壁がなかったっけ?

でもさ、若いときにママになってもまた違う魅力が出ていいかもしれない。

今の「黒革の手帳」もかなり雰囲気あっていい感じだし。

10月クールのドラマもそのまま続行。

結構楽しみにしてるから良かった。

どちらも人気に陰りがなんてことにならないように今まで以上に頑張って欲しいね。

【映画 トリガール】感想!高杉真宙の笑顔といいねに騙されるな!!

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この夏は「トリガール」一色だったよね

「トリガール」すごい公開前のイベントをしていたのか?

なんか土屋太鳳、間宮祥太朗をずっと見ていた感じがする。

でも、一番良かったのは高杉真宙の笑顔。

もうね、おばさんでもやられちゃうよ。この笑顔に。

土屋太鳳はこういう役の方がいい

どういう女優さんなんだろう?

初めて見たのは「まれ」だった。あの時、役に合わせてバッサリと切ったという髪も伸びてきた。

「まれ」から途切れること無く映画に出ている。

テレビドラマにも。

高校生の甘酸っぱい恋愛コメディが多かったイメージだけど、やっと年齢と同じ大学生。

彼女の特技?な運動ってことで健康的な役がやっぱり似合ってるなって思う。

よりも・・・

土屋太鳳、小さすぎでしょ。でも、大きく見えるのは・・・顔が大きいのか?

ぽっちゃりしててかわいいって感じではあるのだけど、脚とかは思ってたより細い。

もうちょっとパーンと張ってるイメージだったんだけどな。

毎年恒例の「鳥人間コンテスト」に参加するというすごい企画。

日大理工学部のサークルままなのかな?

なんてことより、どこの大学で撮影したのだろう?

土屋太鳳演じる鳥山ゆきなは流されるままに一浪して大学へ入学。理系集団になじめない。

わかるかも〜。

いかにもって男子ばかり。

そこにもう一人の女子の和美の興味があった「人力飛行サークル(Team Birdman Trial)」についていき、そこで出会った高杉真宙演じる圭先輩の「いい身体してる」の一言で入部し、パイロットを目指すことに。

圭先輩の笑顔はチームをまとめる。

理系男子の集まりのTBTはそれぞれで役割があってみんながひとつのことに向かっている。

パイロットは最後の花形だけど、地道な努力で機体が出来ていることを感謝するような部分がなかったのが残念だ。

あくまでも

「パイロット」

の成長のストーリーになる。

まぁね、パイロットがヘボだったら、あっという間に機体は落とされちゃうし、パイロットの努力はハンパない。

今年の鳥人間コンテストを最近見たばかりだったから、余計パイロットの大変さを感じる。

ゆきなはそんな感じで入部したものの、パイロットテストにも合格する。

高校時代にママチャリで片道20km通学していたといた脚とは肺活量はここにつながっていたと思うことにしたらしい。

流され女子だからね。

パイロットチームにはもう一人圭先輩にスカウトされた人間がいた。

それが間宮祥太朗演じる坂場先輩だ。

最初の頃はビールジョッキ片手に小説を呼んでいるが、「狂犬」と言われていた。

圭先輩と飛ぶことしか考えてなかったゆきなは裏切られたと思う。

あの笑顔に騙されてはいけない。

しかし、坂場先輩には弱点があった。

かなづち故に落ちる感覚でパニックになってしまい、前年はそれで落下させてしまった。

いよいよテストフライト。

ゆきなは一人ふてくされてカラオケ熱唱中。クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」かなり上手いじゃん。

そこに圭先輩から電話。テストフライトを見て欲しいという。

ゆきなは現場へ行く。

土屋太鳳、あのスピードで走ってたの?ってくらい速いし、ヘルメットもグローブもしてないのはいただけないんですけど。

まぁテストの地へ。

いよいよ圭先輩と坂場先輩のテストフライト。

しかし、機体が浮いたところで坂場先輩がパニックになり、落下。なんと圭先輩が足を負傷してしまう。

ねんざということで復帰すると頑張る圭だったが、坂崎のメンタルが問題だと危惧される。

ゆきなはモヤモヤしていた。。。

自分は何をしたらいい?

坂崎のところに行き、本気にさせようとするゆきなだったが、酒癖が最悪だった。

本音で話せたことから坂崎は一緒に飛ぶのはゆきなだと指名し、二人の特訓が始まる。

女優さん・・・どこまでやったの?

まぁそこまではやってないだろうけど。間宮祥太朗の二の腕の肉付きが締まってないし。

でも、自転車のシーンとか大変だっただろうなぁって思うわ。

いざ本番、ゲートオープンで真っ白になる坂崎。

ゆきながハッパをかける。

そこで正気に戻った坂崎が見事に上昇させる。

2016年の鳥人間コンテストの舞台そのままで撮影したのって大変だっただろうなぁ〜。

一瞬、撮影クルーが映り込んでたのが見えたけど。

レフ板持ってた。

クレーンで吊ってCGでってことだけど、漕いでるのは漕いでるわけで。

二人のフライトシーン、大変だわ。

土屋太鳳がアドリブだったという「そこそこ痩せただろうが」はほんと心の声だったんだろうな。

間宮祥太朗がへたれになると「おまグン」の神月になってたけど・・・。

間宮祥太朗、へたれ役のほうがいいかも〜。

二人で息を合わすためにゲームセンターでキレッキレのダンスをするのだけど、太鳳は踊りは文句なしだけど、間宮祥太朗すごい練習したんだろうなぁ〜。

なんかナヨって感じになるのはなぜだろう?

あそこに轟二郎が必要だった?とか思うのだけど、もう年を取ってしまっているからわからなかったんだけど。

エンディングのねごとの「空も飛べるはず」がとても良かった。

スピッツのも好きだけど、この映画の世界観にはねごとの方が良かった。

空も飛べるはず

空も飛べるはず

  • ねごと
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

挿入歌というか、坂崎が聴いていた

secret base ~君がくれたもの~

secret base ~君がくれたもの~

  • ZONE
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」

やっぱりいいねぇ〜。

ってことで、高杉真宙の笑顔で癒され、土屋太鳳と間宮祥太朗の掛け合いで楽しめる映画です。

大学生の青春がとてもいい感じ。

オタク系男子にあとあれか、コロキチのナダルが・・・ちょっと(かなり)うざかったりする。

でも、鳥人間のスケールの大きさはいい。

【映画 嘘を愛する女】高橋一生&長澤まさみ

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この二人の共演って

NTTドコモのCMで夫婦役してるよね?

長澤まさみが宇宙飛行士役で高橋一生と噛み合わない会話をする。

ちょっと好きだったけど。

もう終わっちゃってるけど。

そのイメージのままにならないのかな?

長澤まさみの存在感

綺麗さにも磨きがかかってきて、演技もすごいいろんな役をする。

「追憶」はちょっとやつれた感じのすっぴんか?って感じの妻をやり、「銀魂」では妖艶なお姉さん。

「散歩する侵略者」でもまた違うタイプの女性のようだ。

この「嘘を愛する女」は高橋一生の嘘に振り回される女性ってことらしい。

結婚詐欺師にあったような感じなんだろうね。

言われた情報が何一つ合っていない。

どんな嘘に巻き込まれたのか?

とても興味深い。

その嘘を騙す役を高橋一生がするということも大切ね。

2018年1月20日公開予定

【PERSONZ】まだ活動されてたんだ!

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バブル真っ只中

PERSONZと言っても知ってるのは

「7 COLORS -over the rainbow- 」くらいしかない。

当時のアルバムを聴いてた記憶はあるけど・・・

DVD『NO MORE TEARS REROAD』

9月1日発売

1.BIG COUNTRY 
2.MARQUEE MOONを聞きながら 
3.SPECIAL SPARKLIN' HEARTS 
4.ROCK MY HEART 
5.PIECE OF TEARS 
6.TO THE 1999 : XANADU 
7.BELIEVE 
8.DEAREST BOY 
9.WONDERFUL MEMORIES 
10.SLEEPING BEAUTY 
11.BE HAPPY 
12.TOKIO’S GLORIOUS 
13.7 COLORS -over the rainbow- 

ENCORE01 
14.新曲 : NO MORE TEARS - SPIN A STORY 
15.DREAMERS 
16.MIGHTY BOYS- MIGHTY GIRLS  ENCORE02 
17.THE SHOW MUST GO ON 
18.DEAR FRIENDS

DEAR FRIENDS

DEAR FRIENDS

  • PERSONZ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

7 COLORS (Over the Rainbow)

7 COLORS (Over the Rainbow)

  • PERSONZ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

NO MORE TEARS

NO MORE TEARS

懐かしいなぁ〜。このCDたぶん探せばまだあるかも。

こうやって見ると、アルバムを買って聴いてたから、カラオケに行って歌えるのは「7 COLORS -over the rainbow- 」くらいしかないんだけど、タイトル見たら「あ、知ってるわ」って感じかも。

高校を卒業して短大で何をしたいもなく過ごしていて、同年代の子とドライブに行って・・・の車の中で聴いたのが最初かな。

その頃、歌番組もほとんどなかったし、テレビなかったし。

結構強烈に覚えているね。

でもね、PERSONZってグループを見たことがない。

メディアに出てこない?

どんな人が歌っているのか未だに知らないかも。

DVD、興味あるなぁ〜。

しかも中野サンプラザのライブって。

今まで行ったことのあるコンサートが中野サンプラザだったりして。1回だけね。

人混み嫌いだからなかなかそんなところに行かない。

ま、行ったと言っても20年も前だわ。

中野サンプラザもまだ健在だったのね。

11月に3本のライブ公演。

どんな年齢の方がいらっしゃるのだろう?

同年代か?

【映画 幼子われらに生まれ】感想。浅野忠信父の苦悩が現代を映してる。

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親愛なる、傷だらけの人たちへ。

とても重いテーマの映画だと思う。

重松清さんの傑作小説が原作となっているが、女性監督ということもあり、とても繊細に撮られているという感じになる。

男性監督だったら同じ脚本でどう描くだろう?

血の繋がらない家族、血の繋がった他人

子供は親を選べない。

離婚しても血の繋がった実の娘に会うことを楽しみにしている、浅野忠信演じるパパ。

再婚した家にも実の娘と同じ年の娘が居る。

娘との再会シーンから始まる。嬉しそうなパパと娘。

両親は他人だけど娘にとってはどちらも「親」だから母親が再婚したとは言え、パパと会えることは嬉しいものなのか?

現代では普通にある光景なのか。

こういう再開は子供がいくつまで続けられるものなのか?

なぜ離婚のときに母親が親権を取るのだろう?

キャリアウーマンの寺島しのぶの声は働く女性には当たり前の「声」だと思う。

それでも女性の立場を理解されずに妊娠させられて、それを拒絶するように堕胎したのに、流されて妊娠して娘を授かり結局は離婚する。

なぜ男はそんなに身勝手なのだろう?

身籠り、出産してすぐに仕事復帰できる人なんてそうそう居ない。

「じゃあ、自分が育てる」とも言わないでどうすることも出来ないわけでしょ。

そして子供は母親が引き取って離婚。面会を年4回認めてもらっている。

いいとこどり。

子供を育てる苦労を一切せずに会うことしかしない男ってどうなんだろう?

そして今度はシングルマザーの子供が2人いる女性と再婚する。

娘と同じ年の娘の居る家庭で新しい家庭を作る。

小学校6年生になる再婚家庭の娘はパパの心が自分の家族にないことを深層心理で感じている。

ケーキを買って帰ったりして表面は良いパパではあるが、子供はそれじゃないんだろう。

自分たちよりも会いたい存在がいることがどこかに引っかかっている。

それが思春期の娘はダイレクトに突っかかる。

「本当のパパに会いたい」

その頃、再婚相手の田中麗奈演じるママのお腹に新しい命が宿る。

それについてもパパは悩む。

仕事も中途半端で家族サービスを第一にしているために出向になる。

この人の幸せはどこにあるのだろう?

今しか子供とは遊べないし、抱っこできない。

そうかもしれないけど、仕事が充実してのことだよね。

出向になって給料が下がり、帰宅も遅くなる。家族に対してのサービスが減っていく。

娘からのダイレクトの要求。それを妻は認めない。というか、あんたが娘にちゃんと説明しないからじゃないのか?

「今、生活出来ているのはパパが働いてくれてるから」ということを当たり前のことじゃなく、教えなければいけないことなのではないだろうか?

それに対して苦悩するパパ。

本当のパパは生まれた下の娘の夜泣きに「殺せ」と言ったり、DVをされての離婚。その後に娘は大人の男性が苦手だったはずが、パパに会って良くなったことなんて忘れてしまうのか。

お互いに会った時の気持ちを思い出せばいいのにと思ってたわ。

タイトルから言って、赤ちゃんが生まれてどうこうなのかと思ったけど、そうでもなかった。

実の娘が会いに来る。

再婚した新しいお父さんがガンで余命いくばくもないのだけど、悲しくないのだと。

ママがいなくなったらどうしようと思った時の胸を締め付けるような感情が沸かないのだと。

そこにママから電話で危篤だと言われ、雨の中病院へ送る。

パパの家族の居る車で送られる娘。

再婚したママは本当は会ってほしくないと思っているからいい顔をしない。

それでも病院についたパパについて行ったら?とパパは新しいお父さんに会うことに。しかし・・・既に息絶えていた。

そこからちょっとだけパパは変わった感じだ。

少しだけ家族に向いた感じ。

でも、娘は本当のパパに会いたいしか言わない。

本当のパパの宮藤官九郎はギャンブル好きの料理人だ。

借金でクビが回らないと10万を渡し、娘に会うことを約束させる。

これは・・・娘のためなのか?どういう感情なのだろう?

なぜ他人の親子関係なのにパパがここまで関与しなきゃいけないんだ?

娘は結局は会いに行かない。

パパはクドカンに会っていないことを告げられ、その下の娘を見るクドカンの顔がちょっと嬉しそう。

娘もちょっとだけパパに素直になる。

出産。

生まれた直後に娘は病院へ。

これはやっぱり親の愛情を試していたということなのか?

生まれた場面で終わり。

浅田忠信のパパぶりが今の時代の反映なんだろうなぁって。

結婚もだけど、子連れ再婚ももっと子供のことを考えてと思ってしまうが、子供を育てるにはと思えば再婚やむなしになってしまうのだろう。

ステップファミリーの在り方を考えさせられる映画だと思う。

【アナ雪新作】「リメンバー・ミー」と同時上映

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来年の春上映作品

「リメンバー・ミー」の劇場予告はもう始まっている。

幽霊の世界に迷い込む少年のアニメ作品。

その作品との同時上映ってことのようです。

「家族の思い出」

最近のピクサー作品は必ず本作の前に5分程度のショートムービーが流れるけど、この作品は22分というものになってるらしい。

でも・・・子どもたちの集中力がそこまで持つのか?

「リメンバー・ミー」という題材が子供受けするのかが疑問だったりするのだけど、どの年代ターゲットなんだろう?

少年の話し。

メキシコの「死者の日」という祝日を舞台にした大冒険。

少年が死者の世界に迷い込むんだよね。

生きている人間が本当は行けない世界なんだけど、そこでの冒険が描かれてる。

絵がとてもキレイ。

でも・・・

日本人にはあまり馴染めない感じがするのだけど。

「アナ雪」効果で動員が見込めるのかしら?

「アナ雪」は「家族の思い出」。

「リメンバー・ミー」も家族の絆の話しではあるのだけど・・・

ってことで2018年3月16日全国公開です。

春休み映画だね。

【柏原竜二】山の神と言われた男の今の生き方がもっと素敵だと思った。

消えた天才 ★一流アスリートが勝てなかった人大追跡SP

今年の3月、ついこの間まで「山の神」と崇められたくらいの男が引退した。

東洋大学在学中、箱根駅伝の5区で記録を出し続けた人。

今は富士通という会社で何をしている?

今の生き方が素晴らしい

テレビは途中から見たのだろうか?

最初から見たわけではないのだけど、彼の今を追った映像はとてもいいと思った。

富士通という会社の陸上競技部に入るということで入社した。

アスリートで入社した人間がアスリートとしての価値がなくなった時に会社にとどまれる人。

入社して5年目の春、彼は新たな部署に配属される。

それは、アメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」のマネージャー。

大学生時代は人間恐怖症。

そりゃあそうだろう。

箱根駅伝のときだけいきなり騒がれる。

盗撮される。

でも、彼は大学時代とは別人のように明るい人になっていた。

アスリートを早々に引退したことについては後悔はないと。

その言葉が凄すぎる。

「後悔って今が充実していないから、あの時ああすればという選択を後悔するけど、今は後悔することもないくらいの充実をもらっている」って。

広報としてマネージャーとして時に自分からファン交流をし、写真撮影に応じる。

自ら「写真撮りませんか〜」と声をかける。

彼の本当の姿がやっと出てきたということなのだろうか?

1年生当時の柏原選手って明るいイメージだったけど、上になるにつれて口数が少なくなってマスコミ苦手って感じになっていったけど。

でも、彼の生き生きとした堂々とした生き方にこれからのアスリートの人の向かう道として多くの人が見習えるんじゃないのかと思う。

ただ真面目な人間。

だからきっと山の神になり、今は与えられた仕事を真面目にすることでチームからも必要とされているのがよくわかる。

これからの彼に期待したい。

表舞台に立つことはなくても彼は彼しかいないのだから。

【映画 ハイジ アルプスの物語】申し訳ないほどのお土産をいただきました

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スイスからのおもてなし

26日公開ということしか知らず、ネット予約解禁の水曜日の0時。

時間を確認すると字幕だと夕方からということで

16:05
18:30

自分の都合というか時間的な問題で何も考えずに18:30にしたのだけど、もしかするとベストチョイスだったのかもしれないね。

タイアップドリンク

普段の劇場ではドリンクを飲むとしても「ジンジャーエール」とかって決まってるのだけど、なんかタイアップドリンクがあるのでそれをオーダーしてみた。

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ヨーグルトキャラメルスムージー

甘すぎずとてもさっぱりした後味で美味しかったです。

プラス限定200名で特製ポストカードまでもらっちゃった。

毎週、何かしら映画を観に行くのだけど、パンフレットを買ったことはないのだけど、なんか雰囲気で?買ってしまった。

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めちゃめちゃカワイイのですけど。

窓から出ているのはヤギのユキちゃんだけど、作中ではそこまでの関わりはなかったんだけどね。

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ロケ地。

私達の慣れ親しんだアニメの世界そのまま。

1974年に描かれた日本のアニメ。その当時のままがまだ残るスイスは羨ましい気もする。

やっと劇場の中へ。チケット売り場にもうチケットがないことが貼り出されていたことからも満席だった。

席数が187プラスプライベートシート7という他の劇場の規模に比べたらこじんまりとした感じ。

だけど、こだわりが物凄いことはわかる。前の座席と半席ずれることで前の人の頭が映り込むこともないし、シートもいいし、肘掛けも独立しているし。

それが他の劇場と同じ料金というのは良心的だと思う。

シートへ行くとシートの上にこんな紙袋が。

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なんとスイスのお土産が各席に用意してありました。

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ロスティというポテト料理のレトルトパウチのようです。

あちらではポピュラーな料理なんでしょうね。

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山岳鉄道のピンバッチ。

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ポストカード

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日本とスイスの結びつきを解説した冊子。

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アルプスの山というだけで特に山の名前を意識したことがなかったのだけど、「ユングフラウ地方」だったんだ。

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この景色を何もなく見ても日本人だったら「アルプスの少女ハイジ」を思い出すだろうなぁって思う。

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スイス旅行への案内。

でも、この流れでこれを見たら行ってみたくなるなぁ。

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スイスのトラベルマップ

あぁ〜もう一度ゆっくりと観に行きたいくらい。

行くだけでも大変なんですけどね。

観終わった後は劇場ロビー(激せま)でワインやアルプスハーブのアイスティー、チーズとマカロン(デリース)を頂くことが出来ました。

アルプスハーブのアイスティーがちょっと甘いのですが、とても飲みやすく美味しかったです。

マカロンがあり、実は初めて食べてみましたが、こちらも思っていたよりも美味しかったです。(マカロン勝手に苦手ということにしてましたので)

まぁ、こちらの劇場自体が昔ながらの雰囲気を残した近代的な感じになってはいるものの広いわけではないので、ちょっと身動きが取れなくて大変ではありましたが、都会の大人の集団って感じで下品な方がいらっしゃらないので居心地は悪くなかったですね。

上映前にスイスの映像が流れたり雰囲気がいいまま本作に突入しました。

しかも他の劇場のように他の映画の告知等もないのでほんと良かったです。

この映画の上映をすることを知ることが出来、またお土産回を観ることが出来たことに感謝します。

いつか自分の目でハイジの世界を見てみたい。そう思いました。

この作品は130年も前。

それから130年経過しても色あせないストーリー。残念ながらいつの時代にもあることなのだと言うことを感じました。

親の居ない子供に対する扱い。それはいつの時代もどの国もそう大差なく問題となり続けていること。

この映画はまた世界で上映されることだと思うのですが、アニメ以上にリアルな世界を感じ、世界規模で子供の幸せを考えるきっかけになるといいなぁと思うだけです。

【映画 ハイジ アルプスの物語】感想。前半から泣ける映画ってないよね。

スイス原作だけど日本アニメで有名に

スイスのヨハンナ・シュピリ作の「アルプスの少女ハイジ」

私たちは幼い頃に宮崎駿作品としてのハイジで育ってるからイメージはあるんだよね。

ジャパンプレミアム

関東では唯一、YEBISU GARDEN CINEMAでのみの上映ってことで、普段この劇場に来ているか、ユナイテッドシネマのサイトを「作品」で検索しなきゃわからない。

まぁ、キャパここだけだからね。

私は今月最初に恵比寿ガーデンプレイスのピクニックガーデンの無料映画の時の告知で知ったのだけど。

当然ですが、当日券はなかったみたい。

私はネットで一番に座席指定したくらいだったけど。

しかも

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お土産付きでした!

終演後も狭い場所で大変だったけど、いろいろ試飲試食させてもらったし。

YEBISU GARDEN CINEMAはあまり広くはないけど、座席が工夫されてていいなって思ったわ。

物語は私達の知っている「アルプスの少女ハイジ」の実写映画化。

でも、本番スイスの19世紀のままで残っている建物だったり街並みだったりするらしい。

アニメとの違いはヨーゼフがいないことくらいかな。

でも、アニメは宮崎駿作品ということでかなり丸みのある人物像でおんじもそれほど怖くなく思えてきた。

最近のCMのせい?

でも実写映画化は違う。

人間が根底に持つ感情がそのまま突き刺さる。

ハイジがおばのデーテに山に連れられて来るところから始まる。

おじいさんは父方の祖父なんだ。で、デーテは母方の叔母なんだ。

だから二人は他人だったんだね。

デーテは5年間面倒を見てきたが、限界だとハイジを押し付けて山を降りる。

おじいさんはハイジについて帰れと放り出す。

ハイジは叔母の立場もわかってるのだろう。勝手に羊小屋で一晩を明かす。

翌朝、おじいさんは乳搾りにヤギ小屋に来る。

結局、いつから食事をさせてもらえてなかったのか、ハイジの空腹を感じたおじいさんは搾りたての乳をハイジに飲ませてくれる。

それでもハイジの面倒を見れないと牧師さんのところへ相談に行く。

3日後に牧師さんのところへ来るようにと言われ二人はまた山小屋に帰る。

ヤギ小屋に寝なきゃだめかと聞くハイジに「好きにしなさい」と言ってくれる。

しかし、そこはおじいさん一人が住むようにしかなってないので、いすも一脚しかない。

ハイジは屋根裏に寝ることにする。

翌日、ペーターにハイジを頼む。

ペーターはアニメよりももっとリアルに時代を反映した男の子なんだと思う。

貧しい村の子供でヤギ使いとして生計を助けているのだろうけど、お昼を持たせてもらってはいなかった。

そこでハイジがおじいさんに持たせてもらったお昼を食べてしまう。

しかし、ハイジは半分あげることを約束する。

ペーターはハイジに村の噂話を聞かせる。

おじいさんは昔、人を殺した。

ハイジはそれを聞いておじいさんと距離を取ろうとする。

おじいさんはそんなハイジに「ペーターに聞いたことを信じるのか?」と聞く。

ハイジは子供ながらに考える。

ハイジはおじいさんが自分のことを意識したことに気づいたのか?おじいさんに、抱きつく。

翌日もハイジはペーターと山へ行く。

ペーターもずっと一人でいたのでハイジが来たことが嬉しい。でも、ハイジは「明日にはどこかにやられる」ことを告げるとペーターは不貞腐れてしまう。

小屋に戻るとイスがもう一脚ある。

恐る恐る座るハイジ。

おじいさんがハイジの為に作ってくれたものだった。

おじいさんもハイジとの暮らしをすることを決めた。

もうね、涙なしでは見られなかったわよ。

ここまでも。

ハイジが健気なんだもん。

牧師さんのところから戻ったハイジがおじいさんに「施設には行きたくない」と言った言葉が効いたのかしら?

ハイジとおじいさんの生活が始まる。

しかし、冬になるとペーターは学校に行き、ハイジは山小屋に閉じ込められた生活になってしまった。

それを見かねたおじいさんはソリでハイジをペーターの家まで送って行く。

ハイジはそこで目の不自由になってしまったおばあさんと会う。

おばあさんは硬いパンも食べられない。

また春が来てペーターといつものように山へ行くとそこへデーテがハイジを引き取りに来る。

おじいさんは許さない。

デーテはお金のためにハイジを騙してフランクフルトへ連れて行ってしまう。

そこでクララのお友達として生活を始める。

慣れない生活に戸惑うハイジ。

それでもクララは一人の寂しさから解放されて喜ぶ。

怒られてばかりのハイジは帰ろうとすることさえ叶わない。

そこにクララのお父さんとおばあさんが戻ってくる。

字を覚えないと言うハイジに優しく読み聞かせをすることでハイジは字を読むことが出来るようになる。

そうすることで山からどんどん遠ざかるハイジ。

ハイジはとうとう夢遊病になってしまう。

それでも我が子可愛さしかないお父さん。

クララの主治医の先生に「ハイジを山に帰さなければいけない」と言われ、やっと目覚める。

たくさんの白パンと食料をもらったハイジはペーターのおばあさんのところへ直行する。

ハイジの頭の中には「おばあさんにこのパンを食べさせたい」しかなかったわけだしね。

山に戻ったハイジはクララに手紙を書く。

ペーターに字を教える。

冬には村に引っ越し、ハイジも学校へ行く。

学校で「将来、何になりたいか」と質問される。

その当時に職業の自由なんてなかったのだろうな。

農家の子は、農家。

ペーターはヤギ使い。

ハイジは?

ハイジは「小説家」と答える。クラスメイトに笑われてしまう。

ハイジは手紙に「クララも山に来ないか?」と誘う。

クララのおばあさんがハイジの手紙を読み聞かせ、クララに山に行かないの?と聞くとちゃんとお別れできなかったことを後悔しているクララ。

活動的なおばあさんがクララを山に連れて来て、おじいさんにクララのことを頼む。

再会を喜ぶハイジとクララ。

でも、歩けないクララは山に行けないわけで一人になるペーターは面白くない。

しまいには、クララの車イスを崖下に落としてしまう。

それに気づいたおじいさんはクララを背負って山のペーターのところに行き、二人の面倒を見るようにと伝える。

隠れたまま出てこないペーターのことも気遣うハイジ。

クララは山に来たことで何かが変わったのか?立つことが出来る。

ここでは足に止まった蝶を追いかけようとして立てるようになり、ハイジとペーターに支えられながら歩けるようになる。

クララのお父さんがクララを迎えに来る。

おばあさんの独断で連れて来たらしく、「こんな山にクララを連れて来て」と悪態をつくと、おばあさんが「失礼な息子ですみません」とおじいさんに謝る。

それでもクララが立ってあるこうとしている姿に喜ぶ。

おばあさんはハイジにプレゼントを持ってきた。

白紙の本。

ハイジは物語を書くと笑われると言うとおばあさんから「村にいると周りが見えないけど、あなたは見てきてるはず」と言う。

ハイジの良き理解者だなぁ。

たった2時間だけど、全52話のアニメの主要な部分をきちんと網羅し、感情を現していると思う。

アニメで予習しているけら余計深い部分を読めるのかもしれないけど。

ハイジの両親はハイジが1歳の、時に亡くなってお母さんの妹のデーテが6歳まで育てたってことらしい。

どの時代でも女性一人で仕事をして生活をするのは厳しかったのだろうと思う。

就職が決まった時に子育て出来ない実母だっている。そんな中、何も与えてないとは言え、ハイジを優しい明るい子に育てたのはデーテだ。

身勝手におじいさんに押し付けたように描かれて悪者のようだけど、それは違うと大人になった自分は思う。

他人との交流を拒否して心を閉ざし、世間で勝手に言わせておけばいいと言う強さがあるのだと思う。

おじいさんはハイジの優しさに元来の優しさを共感する。

優しすぎるがゆえに閉ざさなきゃならない場面がある。村という閉鎖社会、おじいさんは教養があったり、村以外の世界を知っている。

そんな人を村の人は受け入れなかったんじゃないのだろうか?

おじいさんも受け入れられる努力をしなかったのかもしれないけど。

それでもハイジの存在できっと変わったのだろう。

村に引っ越すことを選択したことでそれがわかる。

ペーターはアニメだともう少し弱めのキャラクター設定。

だから実写のペーターの方がよりリアルだよね。

当たり前だけど。

口下手ではあるのだろうけど、教養もなくヤギ使い以外を出来るわけもなく、このままの人生を決められた人間の卑屈さを表現しているのだろう。

ずっと一人だと思ってた世界に年下とは言えハイジが現れたことで日々の楽しさを知ったんだろう。

クララも同じ。

お母さんが亡くなったショックで立てなくなりということだけど、父親が不在であることに対しての反応じゃないのだろうか?

気を引きたい

その一心だったんじゃないのだろうか?

おばあさんはハイジのことを最初から理解し、クララを一人にさせて可哀想にさせているのをハイジに負わせるのかと言う。

アルプスの山々はいつまでも変わらないのだろう。

フランクフルトの街並みも。

すごいなぁ。

日本の明治時代の街並みが残ってるってことなんだよね?

最初から泣ける映画ってそうそうないけど、いつの時代も子供がどこかで犠牲者になってしまっている。

国とかじゃないんだ。

大人になってあらためて実写映画を見られて良かったと思う。