【世界卓球2018】男子メダル獲得ならず

男子は団体戦ではなかった

日本の男子チームを見ていて感じたこと。

これはあくまでも私がテレビを見ていて感じたことだから、本当のところはよくわからないのだけど。

張本選手の存在

日本男子のチャンピオンが張本選手というのは紛れもない事実。

世界卓球の団体戦でチャンピオンを外す国はまずいない。

男子がベスト8で終わったのは、まず張本選手、水谷選手以外の選手のレベルの低さだと思う。

レベルというのは技術ということではない。

団体戦を戦っているということを意識していた選手の欠如なんだと思う。

初めての世界卓球の団体戦に出場するまだ中学生のトップバッターの選手に対して、他の選手はフォロー、サポートが出来ていたのだろうか?

一昨年の世界卓球の団体戦では女子では伊藤美誠選手が初めての参加でトップバッターを任されていた。

彼女はまだまだ技術的には波が大きい選手だという印象だった。

準決勝で北朝鮮と対戦し、第1セットのキム・ソンイ選手に負けてしまう。

それでも他の選手の支えがあって第4セットではきちんと勝ち切る。

その時に感じたことは他の控えの選手の存在。

タイムの時、ベンチに戻った時に監督の言葉の後に積極的に声をかけていたように思う。

特に若宮選手は他の福原選手、石川選手に対しても弱くなったマインドをうまく盛り上げていたように感じる。

それが団体戦の強さなんだと伊藤選手は感じ、この大会が始まる前から「団体戦大好きなんです」って言葉になっているのだと思う。

男子チームは団体戦を知らないのか?

試合に出ていない選手の役割を理解しきれていなかったのではないだろうか?

張本選手が負けるとチームが負けるってどういうこと?

張本選手が負けたとしても、先輩選手が意地を見せるところじゃないの?

男子チームの変なプライドが今回の敗因だと私には感じた。

丹羽選手は世界ランク的にも現在日本トップなわけで、世界大会の経験が豊富。そういう経験で救える言葉ってあるんじゃないの?

松平選手も若い頃から活躍していたわけで低年齢での活躍で苦労したこととかなかったの?

とかとか・・・

テレビの画面から感じたことだけだけど、そういうことを感じた。

女子選手だってテレビ画面から感じてることなんだ。

女子と男子との違いがあるとしても、何かしらサポートなりしてもらっていたら張本選手の口からその感謝とか何やらがありそうなものだけど、ない。

彼は素直な性格だからあることしか言えないのだろう。

そんな先輩選手は老害にしかならないのではないだろうか?

張本選手が苦しい中でポイントをあげても何か白けたムードが漂っていたように思う。

スウェーデンのテレビ局がポイントをあげて気を利かせてベンチを映すじゃない?

全然盛り上がってない。

こりゃ、張本選手自己完結で盛り上げていくしかないわな。

実力主義なわけで張本選手がトップになるのは当たり前でしょ?去年と違って実力でとったわけだから。

それでも世界大会経験は乏しいわけで水谷選手が「金メダル」と宣言したのなら、他の選手もそれに対応すべきじゃないの?

人選間違ってるように思った。ここに吉村選手がいたら違っていたように思うんだけど。

テレビで見る吉村選手はムードメーカー的存在に思えるから。

あと2年で東京オリンピック。今のままだったら母国開催で男子団体は散々になりそうだね。

まぁその間に張本選手が勝手に成長して今回のようなことはなくなるのかもしれないけど。

それにしても水谷選手の年齢もその時には30歳。海外では40過ぎで代表の選手も多いから水谷選手もそうなっていきそうだけど。

その次が張本選手。

その後に続く選手は誰?

ベンチでのムードメーカーになれる選手を作らなきゃ男子の団体は厳しい。

今回の女子の早田選手も初出場ながらしっかりとその役割をしていた。中学生の長崎選手も。長崎選手にはこの経験を活かして行って欲しい。

女子はいい流れでいっている。石川選手がいなくなっても今の高校3年生トリオがいる。問題は3人の誰がキャプテンになるかだけど、その時の実力なのか?

私は早田選手がなりそうな気がするのだけど。あと3年後?2年後?東京オリンピックまでは石川選手で大丈夫よ。

いよいよ女子の決勝。団体戦だから。今まで以上に期待して応援しちゃう。