【映画 ベン・イズ・バック】感想。薬物依存の息子と母親の関係性は難しい。

ジュニア・ロバーツも母役が多くなってるね

前回の「ワンダー君は太陽」はトリーチャーコリンズ症候群の子供の母親。

そして今回は、薬物依存の息子の母親役。

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薬物依存とは

日本では薬物依存のイメージは思春期に手を出してって感じだけど、アメリカでは薬物依存にさせられるということが多いのか?

19歳の息子。

突然帰宅した息子に喜ぶ母と疑う妹。

治療施設から帰宅した息子。突然現れたら、家族はどうしたらいいのだろう?

母ホリーをジュリア・ロバーツを演じているわけだけど、ただただ息子との再会を喜んでいると思いきや、息子が手を出さないように薬を片付ける。

この息子は何をしてきたのだろう?

妹は何をされてきたのだろう?

急いで継父のニールに連絡をする。

妹のアイヴィーと息子のベンがホリーの連れ子でニールには小さい子供が2人の6人家族。

ベンは小さい弟と妹と積極的に遊ぶ。

ニールが帰宅し、施設に戻るように言う。

継父だからと思われてしまうのが残念だが、やっぱり母の甘さがとんでもない事態へいくわけだから、甘さは排除しなければいけない。

ベンは妹、弟へ何かプレゼントを買いたいと言い出す。

ホリーは息子の更生を信じたいのか、一緒に買い出しへ行く。

そこで知り合いの医者と会う。もう痴呆なのか記憶にないようだ。

それでもホリーは息子を治療し、薬物依存にしたのはあなただと断罪する。

14のときに怪我をして処方された鎮痛剤。その量が問題だったようだ。

ベンは突然、ミーティングに行きたいと言い出す。

ミーティングではそれぞれの体験談を聞き、次のステップに歩みださないようにするようだ。

それでもただ励まし合っているだけではない関係。

そこで初めて出会った少女に薬を渡されていたベン。

信じようとしているホリーではあるが、ベンの挙動に敏感だ。

子離れ出来ない母的な感じ。

試着室に鍵をかけて開けないベンにパニックになるホリー。

結局、買い物をせずに帰宅する。

教会へ家族で行く。

戻ると泥棒に入られていた。

ベンの仕業ではないとしてもベンが絡んだ事件であることは確かだった。

ホリーは警察に電話しないようにニールに頼み、一人ベンを探しに出ると、ベンは愛犬のポンスを探していた。

ポンスはベンの昔からの悪い付き合いの人間に連れ去られていた。

ベンはホリーを置いて一人ポンスを連れ戻そうとしていた。

薬物依存は結局、それだけをどうにかってことじゃない。薬物依存の裏にある悪い関係性を断つことが一番大変なのかもしれない。

ニール、アイヴィーに嘘をつきながら一人懸命に探すホリー。

ベンは悪いことをさせられていた。

でも、ポンスを無事連れ戻し、車にポンスの名前と連絡先を書き、ベンは立ち去る。

ホリーがその場所へ行くとポンスは走り出す。そこには自殺しようとしているベンの姿が。

ホリーの救命処置で一命をとりとめたようだ。

でも、その後に待つベンの人生は・・・

そんなことを考えさせられる内容だった。

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