お笑い芸人の姿
今、テレビのMCなどで活躍している芸人さんは多くが40代を超えてきた。
90年代のお笑いの時代の芸人がMCになっている番組が増えているってことか。
ライブをしている姿が見えない
私は、お笑いを実はあまり観ることはない。
先日の「ドリームマッチ2020」を初めて、最初から最後まで観たってくらいで。
だから、お笑い芸人さんがどんな芸風なのかはあまり知らない。
さすがに「M-1」だとか「キングオブコント」とかって番組は優勝した芸人さんがその後にいろんな番組に出るから、ちょっと知ってるかなってくらいで。
さて、「ナインティナイン」ってコンビはどんな芸風なのか?
漫才だとかコントだとかってあるようですが、いわゆる「ネタ」というものを記憶してないんですよね。
90年代、いろんなお笑い芸人さんが出る番組があったようですが、まぁ実はそれらを観てないから、今MCをされている他のコンビ、グループについても知らないのだけど。
それでも、ナインティナインはなんでしょ。お笑い芸人としてというか、コンビとして「ぐるぐるナインティナイン」を1994年からやってて、「グルメチキンレース・ゴチになります!」が好きで最初の頃は毎週観てた。
まぁ、そのうち、コンビで出ることもなかったりしたこともあって、年末年始でクビと新加入回だけ観てたら、あっという間に1年って感じもあったな。
で、ラジオも先月から聴き始めてた。
深夜ラジオなんて聴く時間なかったから聴いたことなかったのだけど、手芸をしている時にとてもいい感じだった。
だから、「岡村隆史のオールナイトニッポン」も聴いてた。
だけを聴いてるってことじゃなく、まんべんなくって感じの1つで。
問題発言もその前までの流れとかがあったから、今、世間で叩かれるくらいの思いを感じなかったんだよね。
で、昨日の朝、ブログを書いてから、ラジオを聴いた。
どうなるんだろう?って感じで。
岡村隆史という人物に対するイメージは、まぁマスコミで作られたようなイメージで本人がどういう人なのかはあまり知らないけど、それでもやっぱり数年前に療養生活を送ったことでも「繊細な人」というイメージを持っていた。
芸風が「勘違いボケ」ってことで、その芸風がそのまま実は性格だったということなのだと思う。
勘違いボケじゃなくて、対人関係に対して「勘違い」をしている人ってことだった。
今、同じ空気を感じるのは「ぺこぱ」のシュウペイ。
ネタとしてじゃなくて、「素」なのか?的な雰囲気だけど、どうなんだろうね。
で、なぜ岡村隆史がピンでラジオをしているのかって経緯も知らなかったけど、矢部浩之が登場して、「公開説教」という形になった。
後輩という立場がそのまま30年続いて、人間的に一向に大人にならない相方であり、先輩に対しての思いを言っていた。
多くの人が「楽屋でやれ」なんだったのだと思うけど、それでも、コンビとしての姿があったのだと思う。
やべっちの話しで、岡村隆史という人が本当に人として成長せずに来てしまった不幸を知ることになった。
多くの芸人がここ数年40を超えて「結婚」をしている。
結婚することがいいことだなんて思わないけど、それでも、自分以外の存在を守るとか、守られるとかって関係を知るか知らないかは人間としての厚みが変わってくるように思う。
簡単に言う一言に責任も生まれる。
やべっちが今までの岡村の根本にある部分を指摘してた。
それは今までのやべっちのイメージとも違うものだったが、「あぁ一人取り残されてしまったのね」ってことだった。
悲しいかな、徳井も独身。やっぱりどこか欠けているものを芸風にしてそれを守っていて人間的な部分では成長しなきゃいけなかったものがない。
アンガールズの田中さんも独身なんだけど、彼には人としての何かはあると思う。他の芸人さんと私生活でつるめているってことで他の人にオープンにできる部分があるってことだから。
そうなんだよね。
ラジオ聴いてて、他の芸人さんのラジオでは自分以外の芸人さんの話が出てくるんだけど、岡村には・・・なんかなかった。
リスナーと自分って関係だったのだと思う。
相方の話さえなかったしね。
やべっちは結婚して、子育てしてって中で、一人取り残されていく相方への対応を困っていたのだと思う。
変に偉くなってしまった。
まぁ当人がそう思ってなくても周りが若いスタッフになってきて、注意をする人間もいなければってことか。
あぁ、「ダウンタウン」はうまい具合にコンビで大人になってるんだな。
「とんねるず」は多分、たかさんが岡村的な存在なのかもしれない。
だから、ノリさんは自分のやりたい道に行っている。
50を迎えて大人になりきれない発言はただ「痛い」だけ。
まぁそう感じなかったこちらも「痛かった」なぁと反省でもある。
でも、いろんなコンプレックスがあっての彼の魅力もあるのだと思う。
でも、コンビはやっぱりコンビじゃなきゃバランスが取れないんだよ。
きっと。
ピンでデビューしたわけでも売れたわけでもないのだから。
さて、やべっちをラジオに出すことを誰が決めたのだろう?
マネージャーが提案したのか?
やべっちが申し出たのか?
いずれにしても「ナインティナイン」としてまだ30年。コンビとしてここでまた絆を感じてほしいかな。
夜には「金スマ」で「オードリー」が2時間特集されていた。
「オードリーのオールナイトニッポン」でちょっと話していたのだけど、思ってた以上にオードリーが大人になった経緯が描かれていたと思う。
オードリーの二人だって、対人関係が上手な雰囲気はなかったし、若林だって結婚するタイプだとは思えなかった。けど、いろんなことを経験して出会いをきちんと形にしたってことで大人になったんだなって。
春日の問題に対してもきちんと向き合った結果、なんか・・・
あれ?春日って叩かれてた?
まぁコンビで仕事をしていて大人になって昔は解散してたコンビが結構いたよね?
彼らはこれからそれを選択する時期なのか?
まぁ40代から50代になってもライブに立ってることってすごいことだよね。と思ってしまった。
そう、二人でライブから30周年ということで考えてみたらいい。
来週のラジオ・・・大丈夫かな。
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