竹中直人監督作品ということで、興味があったのか。斎藤工主演ってことで興味があったのか。
予告で観たわけでもない。それでも、やっぱり興味を持った。
リアルを感じる作品だと思う。
猫顔ってどんな顔?って思ったら、代表の二人が出てきた。
玉城ティナ
なんだろう?玉城ティナは映画顔だと思う。主演ってことではないけど、ヒロインとしてもいけるし、友人としてもいけるし、未だ、年齢不詳。
もう一人が
趣里
彼女もまた年齢不詳だな。でもこの作品で初めて彼女の母親の伊藤蘭さんを感じた。
水谷豊さんに似ている部分ってどこだろう?って思ったのだけど、あまりわからなかったのだけど、伊藤蘭さんの面影はあるなって思えるようになったかもしれない。鼻が水谷豊さんかな。。。
斎藤工演じる漫画家、深澤薫。
8年間の連載が終わった漫画家の話。
これは漫画家に限らず、誰しもが陥ることなのかもしれない。
それにしても漫画家という職業はすごい。絵が描けるだけではなく、物語を作り出さなければならない。
連載が終了する。それは売れなくなったから。時代が変わったから。物語が終わったからであればきっともっと良い感じで次へいけるのではないかと思うくらい、打ち上げの場では作家のスピーチ中なのにほぼ全員がスマホを見ている。そんな場、設けて欲しくないな。
ところどころで共感するところがあったが、深澤の行動は定まらない。
自分の多忙で夫婦間に溝が出来たのに、自分だけ暇になると妻の多忙が気に入らない。
心の隙間を埋めようとデリヘルに求める。要望と違う女の子が来てもチェンジも出来ない。
次までの時間を描いた作品。
妻役がMEGUMI。増えてきてるなぁ〜って感じ。でも、やっぱりどこにでも居るタイプだなって納得する。
深澤はデリヘルで趣里演じる猫顔の女性と出会う。予約がなかなか取れない彼女に素性を現さないまま、予約をする。
彼女が辞めることを知り、なぜか彼女の田舎に一緒に行きたいと言い出す。お互いにお互いを信じきれてない状態のまま行く。
そこで彼女に自分の本性がバレたことを知り、一気に褪めてしまう感じだったのか。
深澤の女性に対してのいろいろがいろいろ不明。アシスタントの女性、切られる場になっても拒む。そして、その後はハラスメントを認めろと言い出す。
その後、しばらくして自宅まで押しかけ自分の作品を見てもらっているのに、敵対する。
なんでこの女性を許す?意味がわからない。
そして、猫の死とともに離婚が成立し、次にすすめる。
が、SNSでずっと応援してくれていた女性がサイン会で自分の思いを吐露するとやっぱり自分の思う通りではないことに落ち込む。
まぁ人間なんて他人が自分のことをどう思おうと、スルーに限るのではないか?