予告には出てこなかった人たち
主演はマコト役の新田真剣佑だと思っていたら、キダ役の岩田剛典だった。
そうか。予告は岩ちゃんがメインだったか。
物語的に主役は幼少期はマコトだと思えたのだけど。
小学校、高校時代から大人
昨日に続き、この作品もラッキーなことにライブビューイングで舞台挨拶を観ることが出来た。
まぁ昨日から4本目だったから、もう座っている姿勢で背中が痛くて痛くて「早く終わらないかな」と思っていたけど、それでも、やっぱり岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、そして佐藤監督のお話は面白かった。
役柄通り、真剣佑はいたずらをするタイプだろうなぁ〜って思うし、岩ちゃんはされる方だろうなぁ〜ってことを感じたし。
何より、佐藤監督のお顔を初めて拝見したのだけど、ご自分の紹介で「反社的な」と言われていたけど、お話が面白くて、監督さんでも珍しいタイプじゃない?
監督さん、しゃべれない人が多いなって思ってたから。
まぁ観たあとの舞台挨拶だったこともあって、結構、ぶっちゃけ話を30分という短い時間の中でも展開されて、個々の魅力をもっと感じた。
ストーリーは営業的なコピーで
「ラスト20分の真実」ということで、回収系の作品だってことを知っていたから、すべての伏線を気にした。
山田杏演じるヨッチの存在が確証になるのが最後の最後だったから、でも、なにかあるなって。
そんな展開にもなってたし。
登場人物は少ない。けど、演技派だし、柄本明は・・・もうさ、こういう役って柄本明さん以外でセッティングするのって大変でしょ?
存在だけで大きい。
あと、大友康平さんね。
予告を半年くらい観ていたと思う。
そこに出てきた映像は海に居る高校生くらいのドリカム状態の3人。(古すぎる表現?)それがまさか、岩ちゃんと真剣佑だったとは・・・
さすがにね、30過ぎた岩ちゃんの高校生役は厳しい。顔が整い過ぎている。
真剣佑24、山田杏奈20。同級生は・・・やっぱりキツイ。
どの年代が一番長かったのだろう?
最後の日のために散りばめられた日々って感じだったからなぁ〜。
岩ちゃんが柄本明演じる社長の会社で交渉人になってからがとても似合っていたけど。
真剣佑の社長姿もよい。
最近ってダボっとスーツが流行りなの?
一番印象的なのは・・・やっぱり中村アンになるんじゃないか?
トップモデルのリサ役。物語のキーパーソン。
最後は必死な姿を見せることになるのだけど、怒り狂うって結構難しいよね。きっと。
舞台挨拶、今日は監督が昨日公開された3作品について触れて、昨日、「花束みたいな恋をした」を観ていたとおっしゃっていた。
そして、「ヤクザと家族」についても触れていた。
同じ日に公開された3作品に共通するもの、昨日も書いたけど、やっぱり「絆」ってこと。
それが今の時代に必要とされているってことなんだろうな。
この映画も「絆」なんだよね。
小学校時代に知り合った3人の絆。
悲しい結末になったかもしれないけど、きっといつまでも残るんだろうなって思う。