リアルとフィクションと
もうさ、柄本佑も黒木華も大好きで、この2人が夫婦役ってだけで観に行ったんだけど・・・
怖いよぉ〜。
ホラーよりも怖いかもしれない
漫画家夫婦の黒木華演じる佐和子と柄本佑演じる俊夫。
そこに編集の奈緒演じる千佳。
まぁ早々に俊夫と千佳が不倫関係なんだってことはわかるんだけど、そこに佐和子の母親が事故ったということで話がどうなっていく?な感じ。
母親が風吹ジュンさん。大好き。
好きな俳優さんしか出てない作品なわけですよ。
どうなっていくんだ?って思って見ていたわけですが、まぁ正直、夫側の身になったら怖いだろうなぁ〜。
こういう方法もあるのかって言う感じだけど、どこまでがリアルなのか見ている側もわからない。
母親が事故で運転ができないという事で実家で生活することにしたわけだけど、実情を知らない母親にとってお婿さんは「良い人」
それでも娘とうまく言っていない様子だけは感じている。
佐和子は教習所に通うことになるが、なぜか最初の日はアクセルに足がいかない。なぜなんだ?の伏線回収はなかったよね?
それでも教官が金子大地演じる新谷になって、楽しくなったという。
それをネームにし始める。
それは俊夫にとってリアルでもあり、リアルだとしてしまうと自分のことを認めてしまうというジレンマ。
バレてはいけないという思いから、認めることができない。
教官との描画に心が乱されていう俊夫。
突然、ヨリが戻ったような感じになった佐和子に安心したよね?
無事免許を取得し、一人でドライブに行くと出ていったきり戻ってこない。
そこに心配をしたと編集の千佳が来る。
うーん、これは嫌でも母親も気づくわ。
事故ったのではないか?
心配をしているとFAXでネームの続きが。
それはリアルなのか?
というか、もう冷めた関係の2人が同じ部屋で布団を並べて寝るとかって嫌だなぁ〜と思わないか?と思ってしまった。
佐和子が使ってたランプが昨日の映画でも見た感じがするのだけど、流行ってるの?
ネームを千佳に見せると千佳は「面白い」と興奮する。
そこに戻る二人。
新谷を連れて実家に戻る佐和子。
ネームの続きなの?
見てるこっちもドキドキしちゃう。
新谷をリビングに置いて佐和子はネームを描きに2階に行ってしまう。
俊夫はさすがに行動を起こす。
そこで佐和子は言う。「先生、隣に座っていただけませんか?」
え?そういうこと?
漫画家って言う仕事を知らないけど、ネームとペン入れって別なの?な感じだから、ペン入れをするとそっちが作画ってことになるの?
ってことで、共作にしてと頼まれてペン入れをする俊夫。
それを喜ぶ千佳。
朝、目を覚ますとそこに千佳はいない。
残りのネームを残して。
母親は気づく。
彼女の意思を。
でもさ、こんな教官いないよ。と言いたいわ。
いいなぁ〜。私も教習所通おうかしら。もう免許持ってるけど。
こういう復讐もあるのね。