【映画 ハケンアニメ】感想。アニメ製作の現場って過酷だわ

好きの最上級じゃなきゃ出来ないね

絵を描ける、ストーリーを生み出せるって尊敬以外のなにものでもない。

アニメ製作の現場は今やパソコンやタブレットで出来上がるけど、最初の段階は紙にえんぴつで書いているんだね。

まぁそんなことも知らずに見てきました。

見ています。

アニメ監督という仕事も初めて知った。

アニメ監督の頭の中を具現化するプロフェッショナルが集まってひとつの作品が出来上がる。

劇中のアニメ作品もそれぞれ完成度が高くて、アニメ好きな人にはきっとたまらないのだろうなって。

私は柄本佑演じる行城のわかりづらい優しさが良くて。

吉岡里帆演じる斎藤瞳。国立大から県庁に就職し、転職でアニメ製作会社へ。

新人監督ってことで、自分の気持ちばかりが先走って、周囲への配慮がない。

柄本佑演じる行城はチーフプロデューサーとしてアニメが多くの人へ届くようにと動くが、「いい作品を作れば届く」と思っている斎藤監督には「なぜ自分がこんなに振り回されるの!!」と対立する。

かたや中村倫也演じる王子千晴と尾野真千子演じるチーフプロデューサーの関係も大変そうだ。

小野花梨演じる並澤和奈の原画担当って言うのはどういうことなんだ?

原画があってそれに対してアニメ動画にしていく作業ってことなのか?

小野花梨がここに来て、良い感じのバイプレーヤーになってきているな。

まぁ劇中のアニメもすごい迫力で、カッコいい融合をしていて、エンドロール後に終わってなくて座り直したわ。

アニメすごいね。いろんな分野の人がひとつの作品に仕上げているのだから当たり前だけど、ほんとすごすぎ。

これからアニメを見る時にはそれぞれの苦労を想像しながら観るのかもしれない。