【映画 ゴーストブック おばけずかん】感想。山崎ワールドがすごい!

子役の想像力

山崎監督作品ってことでCGなのだろうけど、グリーンバックで演技する側の演技力がないと違和感になる。

ところどころ、「?」な目線な場面はあったものの子役がすごい頑張ってたと思う。

城桧吏くん

「万引き家族」の公開が5年前。まだあどけなさがあった彼ももう中学3年生。撮影は2年前くらいなのだろうけど、すごい大人になったなぁ〜って思ってしまった。

面影を感じなかったわ。

今回の一樹はどこか弱気な少年。それでも思う気持ちは強くてそれによって強くなっていく。

太一役の柴崎楓雅くんも身の丈にあった印象の役。 大人を信じないけど、それでも友達を思う気持ちは大きくて見ていて応援したくなる感じ。

サニー役のサニーマックレンドンくんはオーディションで今回が初めての演技だったのかな?

それでもすごく自然でかわいがられるタイプの男の子でこれからもいろんな作品で使われたらいいなって思う。

だって、今やいろんなタイプの子供がクラスには普通にいる時代なんだから、そっちの方が自然だし、ほんとにかわいい。

湊役の吉村文香ちゃんはこの世代の女子。男子よりもしっかりしていて同学年設定であっても大人だなって思う。

神木隆之介の店主はもうはまりすぎてる。安心感があったね。

新垣結衣も大河には出ているけど、それ以外はすごく久しぶりで、エンディングで星野源の曲が流れるってこの二人の関係っていいなって思うよね。

おばけの声優陣は有名どころだし、ラスボスのジズリが田中泯さんで迫力がすごかった。

子供とCGって組み合わせですごく大変だっただろうなって思う場面もあったけど、それでもCGの素晴らしさがすごかった。

TCXで観てみたかったな。。。