【映画 プリンセス・ダイアナ】感想。このタイミングでの公開で

彼女を本当に殺したのは誰?

映画のキャッチコピー。

彼女を本当に殺したのは、メディアでも皇室でもない。

イギリス国民だと言う作りの作品。

ただ気持ちの悪い歴史の1ページ

ダイアナの没後25年ということで、この作品が公開され、再来週には「スペンサー ダイアナの決意」が公開される。

この作品はドキュメンタリーだ。

当時のマスコミ映像をまとめた作品。

だから、ダイアナ妃がどのように壊れていくのかがわかる。

そう、幸せそうな健康そうな顔から17年で大人になったとも言えるが、不安定になっていく。

きっかけは現国王となったチャールズの思惑。

姉と付き合っていたのに、その妹と結婚って・・・

ドラマじゃないんだから。しかもまだ世間知らずだった妹の方が良かったということなのか?

16歳で知り合って、18で再会して19で結婚って・・・しかも12歳差。うーん、なんか日本の芸能界でも同じようなケースがあったような。。。(年齢差はもっとだけど)

そもそも、12歳差はいいとしてもまだ10代の女性ってことよね。結婚しなきゃ問題ありの関係でしょ?

ってことだけでも気持ち悪かった。

そこからイギリス国民が壊れた感じで身近すぎる王室関係者ってことでアイドル化したってことなのか?

まぁ面白みのない王室関係者より、身近なプリンスを身近に感じたい!ってことだったのか?

日本よりひどいなって思う。日本も変わらないのか?

それでも皇室関係に対してあそこまでは追えないと思う。

結婚するまでは変わらない感じで失礼な取材が横行していたと思うけど。

自分の影だと思っていた皇太子はいつのまにか国民の興味が全部影に持っていかれたことに気づき、面白く思わなくなったことがリアルにわかる。

30過ぎた人間が12も下の妻と結婚したということの重さを誰も教えなかったのか?

女王はそんな皇太子が成長するために長生きしていたのだろうか。

離婚、不倫相手と再婚をした人が国王になったイギリス。

この映画を見たあとだから余計に先月の出来事がいかに重大だったのかがわかる。

イギリス国民はそれでも王室に対して日本と同じような象徴としての存在としているのだろうか?