【竜ヶ岳】ダイヤモンド富士を撮ってきた

今年最後の登山

当初の予定では最後は大菩薩嶺に行こう!だった。

が、既に大菩薩嶺までの道が通行止めになっているらしいってことで、瑞牆山だった。

でも、てんくらのランクはC。天気は晴れではあるけど、すごい強風の予報だった。

そこで、ランクAの竜ヶ岳に行くことになった。

2泊3日

当初の予定で月曜日に休んで行くことにしていたこともあり、かなりゆったりとした感じにできた。

土曜日の午後に一般道で秩父経由で山梨へ向かった。

budounooka.com

ぶどうの丘の「天空の湯」でまず夕飯を食べることとした。

寒さはそこまで厳しくなかったものの、それでも車中泊の予定地が道の駅なるさわだったから、まずご飯を食べて、温泉で温まった状態で移動してそのまま寝る計画だ。

温泉のレストランでカレーを食べたのだけど、これが美味しかった。

スパイスがかなり効いているカレーだった。

温泉は天空の湯というだけのことはあり、甲府盆地の夜景がとても綺麗に見えた。夜だったからさすがに南アルプスの山々は見えなかったのだけど。

露天風呂は若干ぬるめだったから、長い間入っていられた。

半身出さないと夜景見えないのだけど、半身出すと寒くてまた肩まで入るを繰り返していた。

こんな景色が露天風呂からも見えていた。これは外で同じ角度の場所で撮ってみた。

温泉から道の駅なるさわまでは結構早く着くことができた。

他にもそれなりの車中泊の車が既に停まっていた。

風もそこまで強くなかったから、心底冷えずに準備から寝入りに入ることが出来た。

先月のテント泊の寒さの学習で寒さ対策をかなりしていたけど、電気毛布の電源を入れなくても良いくらいだった。(電気毛布がかけているだけで暖かい毛布だったし)

4時に起床。すぐに本栖湖の駐車場へ移動。

月明かりもなく、富士山は見ているのかもわからない感じだった。 (道の駅なるさわから本栖湖方面って青木ヶ原樹海の辺りだけど、富士山が見えないポイントだったりするしね)

本栖湖の駐車場には朝早くなのに多くの車が停車していた。そもそもはランクAだからと決めた竜が岳はダイアモンド富士の見える時期だった。

それを知ったのは数日前だったのだけど、こんなに人が多くなっていることに気が回らなかった・・・

日の出時間は6時40分過ぎだけど、富士山の上までそれから更に1時間はある。だからそんなに早くに行っても寒い中待つだけだから6時過ぎに出発。

この直前に、ISSが通過するのが見えた。空気が澄んでいるからなのか?大きくはっきりと見えた。

歩き始めはまだ暗く、ヘッドライトを頼りに歩いていたが、すぐに明るくなってきて、登山道に入る頃には日の出時間だったのかもしれない。

まず見晴台を目指して登山道を登る。多くの人が次々と登ってくるから「どうぞどうぞ」と譲って、マイペースで登る。

そんなに早く着いてもしょうがないし、それなりに急登だったし。

見晴台まであと少しのポイントで一気に眺望が開けたことで、そこで撮影をすることにした。

youtu.be

タイムラプスを手持ちで頑張っていたのだけど、なんか寒暖差アレルギーが咳で出てて、めっちゃ揺れすぎ・・・。

でも、まぁ手持ちでよく撮ったなって感じで。

これが多分、一番真ん中かな。

タイムラプスは最後まで待てなかった・・・。

出てくる直前に、富士山の裏に隠れた感じになって、出てきて感動が極まった感じだった。

7時50分で終了。これ以上は目にもレンズにも悪いからね。

そこから見晴台へ移動。そこでお湯を飲んで一休み。いつもの登山は登頂を目的にしているのだけど、今回は「ダイヤモンド富士」が目的だったから、ここから頂上までがすごい長く感じた。

見晴台からはもうこんなにずれている。でも、見晴台まで来なくて正解だったと思った。そこまで広いわけでもないから、人に気を遣ってというか、人が入ってしまったかもしれないなって。

見晴台から頂上方面。木はなくて、全部熊笹に覆われている山だった。登山道は刈ってあるから良いのだけど、結構高くて人が見えなくて突然人が出てくるみたいな感じですれ違っていた。

分岐から頂上までがなんかだらだらと長く感じた。

頂上付近は風があって寒かった。

頂上から少し行ったポイントから南アルプスが一望できた。

「あれが甲斐駒ヶ岳ですよ」と教えてもらった。カッコイイ。

伊豆半島がこんなに近く見えるんだと知った。駿河湾が良い感じ。

そこから下山も北風があってしばらく登りでかいた汗が冷えるか乾くかのギリギリの感じだった。

下山はそんなに大変な箇所はなかったけど、ダラダラと長い感じだった。

約4時間半、うち1時間は撮影って感じの登山。その日は石和温泉に宿泊予定だったから、それまでどうしようか?って感じで、とりあえず、「富士宮やきそば」を食べよう!とドライブ。

天気も良く、どこに行っても富士山に雲はなくずっと大きい富士山が見えている状態。

富士宮やきそばをGoogleで検索して適当に選んで行ったら、富士山本宮浅間神社の駐車場に車を停めることになって、そのまま参拝。

静岡県側からも富士山が撮れて良かった。

この空の青と鳥居の赤と富士山の白と。ラッキーでしかない。

少しだけ待って(いや、結構待ったのか?)富士宮やきそば。

この辺もご当地やきそばがあるけど、これはこれで美味しい。

その後は、石和温泉に行く途中で白糸の滝に寄る。

白糸の滝の駐車場の先から見る富士山も綺麗に見えた。

20代の頃に一度来たことがあったと思うけど、その頃と印象が違う?

一番左端の滝のような水量あった?中央付近の印象しかないんだけど。

やっぱり富士山絡めた感じが良いと思う。

富士観光は終了し、石和温泉へ。

精進湖から山梨方面へ。山梨市とか笛吹市とかから石和温泉に向かったが、360度全部山ってすごい。甲府盆地ってこういうことか。

石和温泉のさくら温泉通り沿いのTabistホテル東洋に宿泊。

中国人ツアー専門だったんだ。。。そうね、対応してくれたのは中国の方だったわね。日曜日だったから宿泊客は私たちだけだったみたいで。

「スタンダード ツインルーム 禁煙」で予約したはずなんだけど、いきなりお布団が敷かれてる・・・え?ツインルームってベッドじゃないの?

Tabist 温泉ホテル東洋では、大浴場 (天然温泉)、ランドリー設備などの設備やサービスを利用できます。宿泊施設内では室内 WiFi (無料) を利用できます。

ってことだったけど、大浴場は「今日は利用できません」とな。

え!!!!!なわけよ。

だって、石和温泉に来てだよ?なんでユニットバスなのよ?

まぁ安いけどね。それだって最悪だわ。そこから他の日帰り温泉のホテルを探す気力もなく・・・ユニットバスになぜかバッグに入ってた入浴剤を入れて入りましたとな。

素泊まりにしておいたので夕飯は近くの居酒屋へ。

www.kokontei.com

ほうとう食べたい!馬刺し食べたい!を満たしてくれた。

これで2人前ではあるけど、めっちゃ美味しいし安い!

左側のものだけできたら、きっと満足したかもしれないけど、右側のものが本当に美味しすぎた。

ほうとうは、「きのこほうとう」きのこたっぷりだし、お野菜がほんと美味しくて、出汁も美味しくて。満足!

まぐろのブツも美味しい。山梨も海なし県だけど、今はそんなこと関係ないんだね。

そう、なかなか希望のものがなくてってこともあったのだけど(日曜日だから?)満足。

最後は銀鱈の粕漬け

焼き方なの?すごい美味しかった。ご飯欲しくなる感じだったけど。

ホテルの前のさくら温泉通りは桜の木にすごいイルミネーションで飾られていた。

月がいい感じだった。

今回の旅は、全部プロデュースしてもらっての旅。

自分一人だったら、ダイヤモンド富士だけで満足して終わりだったかもしれないけど、ここまで考えてくれた同行者の方にほんと感謝。

来年もまた記憶に残る旅ができたら嬉しいなと。