2012年8月公開作品
当時には既に映画をかなり観ていたのだけど、予告を観ても実はあまり興味がわかなかった。
だって、神木隆之介以外、まだ無名な俳優さんたちだったから。
今見るとかなり貴重
公開から7年。
橋本愛は変わらない。橋本愛は7年前には名前は知ってた。すんごい美少女で。
東出昌大変わらない。でも、東出昌大はこの映画が俳優デビューってことでやっぱり知らなかった。デビュー作って割には結構いいと思う。存在感もあるし。
大賀も変わらない。この頃には結構、出演作はあるけど名前を記憶してはいなかった。去年の映画「海を駆ける」「50回目のファーストキス」「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で印象に残ったわけだけど、あ、その前のドラマ「ゆとりですがなにか」の役がほんとムカついたって記憶はある。 でも、去年の役はどれもほんと良かった。ドラマの「今日から俺は!」が最高。
山本美月も変わらない。山本美月はこの映画が初めての映画出演作品ってことなのか。案外前から女優業をしていたことに驚く。 初めて認知したのは「去年の冬、きみと別れ」からだから。 ドラマも観てなかったしね。
前野朋哉が出ていたことにも驚いた。26歳で高校生役かぁ〜。違和感なかったけど。でも、当時観ていたもあまり記憶に残らなかっただろうな。 auのCMの一寸法師役でやっぱり知ったわけで。
さて、次は7年で誰だかわからなかったパターンね。
まず、松岡茉優がまるでわからなかった。名前があってどれ?って思って観てみたけど、変わったねぇ〜って感じ。 今のほうが好きだけどね。まぁ役柄もあるのだろうけど、顔が今のほうがいいと思う。
そしてもしかしてなのだけど、鈴木伸之の名前があるのだけど、あの鈴木伸之なんだよね?EXILEの。丸坊主で眉毛も細くて、高校のバレー部の副キャプテンで「ゴリラ」ってあだ名って・・・あの鈴木伸之が?って感じ。
変わったわ〜。
あとはまだまだパッとしない浅香航大かな。まだね、顔のイメージが定着しなくて。浅香航大も映画初出演だったんだ。ある意味、この映画で巣立っている俳優さんが多数居るってことね。
ジャニーズJr.だったんだ。でも、そこから違う事務所に移籍しているんだ。知らなかった。
すごい作品だ。
映画デビューって俳優さんが多い作品だったけど、高校生らしかったし、うわ、下手って言うのを感じなかった。
神木隆之介がすごくうまく感じることもなかったし(でも、間のとり方とかは上手だよね)。
なんでこの映画をリアルタイムで観なかったのかと言えば、あまり原作が好きな感じじゃなかったのもある。
神木隆之介演じる映画部の前田の撮っていたものが「カメラを止めるな!」的な作品?って思っただけで。
なぜゾンビ・エイリアンものを撮りたがるのだろう?
ストーリーは高校で架空の人物「桐島」が部活を辞めたってことで周囲がざわつくわけで。
「桐島」はバレー部のキャプテンでリベロ。そしてその親友が野球部に行かない宏樹。その仲間が落合モトキ演じる竜汰。浅香航大演じる友弘は桐島の部活が終わるまでなぜかバスケをして過ごしている。
クラスでも中心的な男子3人。
そして女子の中心的な4人が橋本愛演じるかすみと山本美月演じる梨紗と松岡茉優演じる沙奈と清水くるみ演じる実果。
女子4人は思惑もあって複雑だ。
まぁそんな目立つメンバーの影になっているのが映画部の前田と前田朋哉演じる武文なわけで。
二人は自分たちが撮りたい映画を顧問の先生が認めてくれずに居るのだけど、どうせコンテストで落ちるなら自分で撮りたいものを撮ろう!となぜかゾンビもの。
撮りたい場所になぜか吹奏楽部の部長。宏樹のことが気になっている亜矢はバスケの様子が見える屋上で一人練習をしていたが、そこを映画部としても使いたい。
まぁ独りよがりの女の子なわけで。
男子に好かれないタイプよ。うん。女子にも。
そんなこと関係ないのだろうけど。
バレー部はバレー部で桐島の抜けた穴を大賀演じる風助が埋められずにいるってことなんだけど。
103分って案外短い。
そして結局、桐島は学校も休んでいたために桐島が屋上に居るという目撃情報で映画部が撮影している屋上に部外者が集まる。
スポーツ部と文化部。なぜかスポーツ部は文化部を下に見る。
自分たちが一番強いと思っているような対応だ。
で、結局、意味がわからないまま終わる。
そんなものなのだろう。
若い頃の今、花がある俳優さんを観られたのは良かったかも。
でも、8ヶ月ものロングランってことですごい話題になったんだ。
うん。下手じゃないもん。誰も。でも、何が言いたいのかを知りたいと思うと困ってしまうのかもしれない。