【映画 ステップ】感想。シングルはどっちも大変。

ひとり親の大変さ

カレンダーに書かれてたのは「昇進祝い」

でも、彼はフレックス勤務が可能な総務部で再出発。

子供がいなくても突然、家事をしてもらってた男性が一人になっただけでもきっと大変だろう。

2歳半

山田孝之が30歳から40歳という男性をしっかりと演じきっている。

突然、妻に先立たれ2歳半の娘を育てながら仕事を続ける。

シングルマザーより収入は良い仕事を継続しながら家事もしなければならない。

しかもやっぱり女性の方が家事、育児には向いているのだろうか。

30歳の健一はガムシャラだ。でも、なぜ風アイロンなのに、洗濯物を干しているのだろう?

せっかく洗濯乾燥機だよね?とツッコミたくなったが、物語として「干す」ということは大切なことになる。

保育所では伊藤沙莉が保育士役で出てる。こういう保育士さん居そうだわ。

父親がてんてこ舞いだとそれは子供にも影響するが、弱音を吐けないし、気づいていることも気づいてないと伝えることで子供が本当に望んでいることが誰にも理解されない。

小学生になった美紀は突然、大人になった!感じと「あ、エール!」な感じと。

白鳥玉季ちゃんが小学校の低学年の6歳から8歳。

「エール」のとみちゃんだったり、「凪のお暇」のうららちゃんとすごいいろんなところで出てる。

小学校高学年は田中里念ちゃん。こちらも「あ、エール!」

同級生だった?と思ったら、裕一の同級生と音の同級生とで、学年が変わってたのか?

山田孝之の一人芝居に色付けをしている子供や周囲の人って感じで、國村隼さんが、義父役なんだけど、まだ64歳?髪の毛が年なりなんだけど、全然老いみたいな感じはなくて、精悍なまま最後は倒れちゃう役なわけだけど、化粧もしているのだろうけど、やっぱりすごみを感じた。

高学年の女の子が居るシングルファーザーの再婚って一般的にも大変なんだろうなって気がする。

その再婚相手が広末涼子。その前の段階で川栄李奈がやっと出産から復活したからそこと結ばれるかと思ったけど、さすがに年の差がありすぎた?で、広末涼子が出てきて、広末涼子ももう40歳。こういう母親の役が普通になってきたんだぁって感じ。

3児の母親とは思えないくらい頑張ってる。いろんな意味で。

突然、母親が他界してしまった家庭。父親の努力が結ばれるケースってどのくらいあるのだろう?

まぁ逆もあるのだろうけど、シングルファーザーはあまり聞かない。離婚するとなぜか親権は母親で、養育費をもらって育てるってことだけど、やっぱりいろんなことで足りないものがあるだろうなって思う。

2歳から小学校卒業までってたったの10年なんだ。あらためてその10年の重みを感じた。

そこからまた家族が再生されてスタートするわけだけど、そこから高校卒業までの6年も思春期だったりで大変なんだろうな。