あれから10年
10年前の自分は、専業主婦という名のまぁ何もしない、映画を観て、美味しいものを食べてをするストレスフリーの生活のはずだったのだけど、このくらいの時間には入院してたなぁ〜。
ただの食べ過ぎ?
朝から腹痛だった。
その日は、映画とドッグスクールに行く予定だったが、ドッグスクールは早々とキャンセルした。
映画はギリギリまで悩んだけど(座席予約しちゃったから)流石に無理だった。
寝てたら良くなる?と思って寝てはいたけど、一向に治らない。
なぜか体調不良で寝ていた夫に薬を買ってきて欲しいと頼む。(体調不良は・・・いつものことだったし)が、やっぱりこれは薬じゃあ無理!と救急車を頼む。
はっきり言えば、病院まで歩いて5分くらい。それでもそこまで行ける余裕はもうなかった。
救急車が来て、玄関まではどうにか降りられた。
乗り込んでからが地獄。担架に寝た瞬間からすごい嘔吐。救急車って頭が低くなってるのか?すごい気持ち悪くなってた。
そして歩いて5分の病院に10分くらいかかって到着した。 (受け入れの病院への連絡とかを停車した救急車の中で決めてから発車なんだよね)
到着した頃には私の嘔吐は増すばかり。
レントゲンとかCTとか撮ったのかな。忘れたけど。
診断は
腸閉塞
え?なんで?な感じしかなかった。
イレウスってお腹になんか模様ができるとかってなんかの漫画でなかった?
手術をしたこともなかったし。
ってことで、食べ過ぎと○秘でってことだったみたいで、そのまま入院。
まず、意識のある状態で鼻からチューブを入れるのはほんと勘弁してほしかった。
胃カメラとかも全力で拒絶しちゃう体質だから、鼻チューブも全力で身体が拒絶して、看護師さん2人がかりで先生馬乗りで抑え込まれながら入れられたわ。
そして、点滴。
金曜日に入院したものだから、検査とかは月曜日からだったのだけど、シルバーウィークなわけで、ほんとただただ長かった。
腸が動いてなかったことで、結局、胃から先にいかないからそこがすごく痛かったのだけど、鼻チューブで胃の内容物が全部出たから、その後は痛みとかの記憶はない。
ただ、点滴がずれて血まみれ状態になったり、血管が取れなくて手の甲とか、手首とか「え?そんなところ?」なところに刺してた。
5日目でやっとバリウム飲んでぐるぐる回されながら胃腸の検査をされて(コップ2杯も飲まされた)それに下剤が入ってたのか?
丸5日停滞していた腸内のものが一気に出てきた。
まぁ部屋とトイレの往復をしてたけど。
そこで点滴生活は終わって、重湯から。
宿○が空っぽになったことで体重が3kg減った。お腹もぺちゃんこで。
午後の外出で、自宅に戻ってシャワーを浴びて、昼寝をして病院に戻るをその後5日して、最後は大腸検査をして終了。
無事、退院したわけで。
その後1年くらいは食事に気をつけたりしてたけど、それでも生活習慣なのか、快○だ!と思うことはそうそうなかった。
その後すぐに宅配でヨーグルトを飲む生活を始めて今年の春先まで毎日飲んでいた。
今は、牛乳甘酒にスイッチして違う腸活を始めたのだけど。
最近、実はある意味、健康的に快○だ。
それは何なんだろう?
やっぱり在宅勤務ということで決まった時間に気をつけた食事を出来ることが腸に良いのだろうか?
一番いいのはぬか漬けのような気もする。
今週、あまりにも出るから逆に「なにか悪いものでも食べた?」くらい気になってしまうくらいで。
この10年、特に大きな病気もなく、加齢で膝がたまに壊れるくらいで健康だ。
うーん、このままだと死ねない老人になってしまうのか?
健康は大切だけど、長生きはしたくないんだよなぁ〜。
矛盾した気持ちで次の10年を生活しよう。