不祥事時に出てくる人間性
視聴者という立場ではテレビの中の世界の人はその役柄でその人をイメージしている。
でも、不祥事があると「こんな人」という素が報道される。
知らなくても良かったことも。
後悔は本当に先に立たない
もしあの時と思うことは多々ある。
もし、自分も「あ、道間違えた。Uターンしよう」って思って、「車が途切れた」と思ってバイクの存在が目に入ってなかったってことはある可能性がないとは言えない。
交通量が多い道。しかも薄暮。
公道で走っているときにぶつかったことはないのだけど、駐車場から出ようとしたときに、左見て、右見て、発進したところで突然、左から自転車が車の前を通過しようとしてた。
左見てのときに気づかなかった存在。
スピードはほぼない状態であったけど、自転車は倒れた。
だから車を停止させて起こして怪我の有無を確認してって出来たけど、警察を呼ぶことはしなかった。まぁ相手側が急いでたからってことなんだけど。
あとは駐車場で他の車の存在がないと思っていて、バックをしたら悲鳴が聞こえて、ストップしたら後ろに車が停まってた。
ぶつかった感覚はなかったし、バンパーにも形跡はなかったのだけど、迫られたことの恐怖心は与えてしまったみたいで、保険金は払ったような。
その後の自分もPTSDになった。相手にも与えたのかもしれないけど。
まぁ生理は止まったな。
さて、それから私は安全運転になったのかと言われたら、こんなことは嫌だなは刷り込まれたからそれなりに気をつけるポイントが増えたと思う。
ひき逃げは・・・事故る時って注意力がない状態なわけで。
急いでいるとか道を間違えたとかって状態。
その時にそれ以外の状態が起きたときに冷静な判断ができるだろうか?と考えてしまった。
逃げるというか、その場で停車することができるだろうか?
「あぁどうしよう」が先に立ってしまうのって普通じゃないの?
それでも、すぐに自分の弱さを隠して救護に当たれるだろうか?
彼の行動を擁護するつもりはないのだけど、「自分はどうだろう?」と思ったら、その弱さをかばいたくなる。
彼は逮捕された。
翌日釈放された。
が、仕事は1日でなくなった。
昔見た、「ガラスの仮面」の北島マヤが騙されてお酒を飲んで仕事に穴を開けて仕事から干されるシーンがあったのだけど、まぁ状況は違うけど、干されるは同じかな。
20代前半なんて尖ってて生意気なのは普通じゃないの?
最近は大人しくなりすぎてる。
その尖ったものを他の人が口を出してくれているうちが華だ。
何も言われなくなったらただの裸の王様だ。
裸の王様になりつつあった彼。
2年前の今頃、「今日から俺は!」がテレビで放送されて一躍名前が全国区となった。その直前の「コーヒーが冷めないうちに」の映画にも出ていたが、その時、「この子誰?」としか思ってなかったくらいだ。
去年は映画は1本、今年は6本ってことで去年どれだけ撮影してたのかってことになるのだろうけど。
「十二単を着た悪魔」のテレビCMが流れている。
これは上映を決めたのか?
彼は変われるきっかけを手に入れた。
落ちるところまでは落ちてない。だって、映画はお蔵入りにならないみたいだから。
薬物はお蔵入りやら撮り直しやらになるのだけど、傷害事故をしたのにそうならないというのは・・・事故は不可抗力ってことになる?