【映画 えんとつ町のプペル】感想。多くの親子に観てもらいたい

勇気を持つこと

この映画には親の大きな愛と子供がそれを受け止めて成長する姿があります。

大人が観ても感動するし、子供が観ていろいろ感じてほしいと思ったわ。

100万人動員でも赤字なくらいの制作費という大作だと思う。

煙の町なのに色鮮やかなんだよね。

公害?

原作者の西野亮廣さんは公害を知っている世代ではないよね?

私が生まれた頃は、日本は高度成長期の真っ只中。

だから、私は喘息で公害認定患者ってことだったらしい。

小学校で空気の悪いところから群馬へ引っ越すことになり、自然に治ったのだけど。

だから私の幼少期の空はこのえんとつ町のようなイメージだった。

まず、漫才コンビ・キンコンの西野さんの絵本が原作ってことですごいと思う。

絵本ってどのくらいのもの?それが2時間のお話になるってすごすぎる。

絵本を読みたくなった。

キャラクターがかわいいわけでもない。

それでも、様々なキャラクターに思いを入れられる感じがする。

芦田愛菜がルビッチってことで楽しみだったのだけど、そしてプペルが窪田正孝。スコップの藤森慎吾がほんと当たり役でしょって感じがする。

そして、実は他のキャラクターが誰だか全然わからなかった。

まさかアントニオが伊藤沙莉だったの?なくらい驚いた。

國村隼さんくらいしか気づけなかった。

宮根さんがね・・・あれね。そうか。そうだったね。うん。

ルビッチのお父さんのブルーノが誰だっけ?この声ってずっと思ってたら、立川志の輔さんだった。

あぁそっか。そうだなって終わってから納得した。

お母さんのローラが小池栄子さんだったとは。

なんかほんとキャラクターが声のイメージでご本人を想像させない感じですごかった。

プペルなんて今年毎朝観てた窪田正孝さんだったわけで。

全然違ったよ。

で、この映画の公開時期がもしかしたら、このコロナ禍で不自由な生活、その先が見えない生活で必要だったのかもしれない。

その先を信じること。信じ続けることがほんとに大切。

それを教えてくれる映画だと思う。

お正月に家族で観に行ってほしい。

昨日もレイトショーなのに子供連れ?な感じもあったけど、終了が22時で起きてられた?な感じもあったけど、それでも観てほしい。

日本は今ちょっとだけえんとつ町のような状況になっているのかもしれない。

正しいことが何なのか?

日本の政府は大切なことを見せないようにしているんじゃないかって感じがするんだけどね。

ルビッチのキラキラした瞳と最後に出てくる夜空がほんとにキレイで、えんとつ町は本来なら煙に覆われていて暗いイメージなのに綺羅びやかなな町になってて。

ほんと観て。観なきゃ伝わらないから。