【映画 トキワ荘の青春】感想。デジタルリマスターされてるけど60年前

1995年の作品

このときで「40年前にあった」とあったから、もう65年も前になる。

25年前の作品で、今活躍している人たちが面影だけしかわからなかったりして。

それでももっくんはもっくんだった。

もっくんは変わらない

1995年のもっくんは今のもっくんとあまり変わらなかった。

そしてこの映画で演じている寺田ヒロオという人ともっくんは似た匂いを感じた。

寺田ヒロオという人の作品を私は知らない。まぁじゃあ同じ時代のちょっと前の手塚治虫作品をちゃんと読んだことがあるかって言えば、読んでない。

そういう時代差があるってことだけ。

トキワ荘というところはなぜ漫画家が誕生するところになったのだろう?ってことしかない。

もっくん演じたのが寺田ヒロオさんで他の漫画家さんも今となったらすごい豪華。

25年前に知ってたかって言えば、知らなかったと思うけど。

赤塚不二夫役が大森嘉之さん。赤塚不二夫って言えば、私が生まれた頃には売れっ子漫画家さんの一人としか思ってなかったから、すごい意外だった。

森安直哉役が古田新太さん。若いわ、細いわ。面影はあるけどね・・・真面目な感じだから一瞬わからなかった。

そしてこの作家さんは全然知らない。まぁ作家としてよりも破天荒な人って感じだったのかなってことしかないのだけど。

鈴木伸一役が生瀬勝久さん。若い!そしてこの鈴木さんという方が「ラーメン大好き小池さん」のモデルってことか。生瀬さんだったって気づかなかった。。。

アニメーションに行くってトキワ荘を出ていった人ってことは覚えているのだけど。

87歳で存命の方ね。

安孫子素雄役は鈴木卓爾さんって方らしいが、知らない・・・安孫子素雄って方は藤子不二雄Aさんでしょ?で、86歳存命。

藤本弘役が阿部サダヲさん。26年前に阿部サダヲさん知ってただろうか?私。

まぁあまり変わらない感じかもしれない。で、藤子F不二雄さんってことよね?というか、漫画家さんってすごいよね。

なんで同じ夢を目指すと言って同じ部屋で苦楽をともにできちゃうの?

「ドラえもん」は結局は、藤子F不二雄作品ってことみたいだけど。お互いがお互いに優しかったってことなんだろうな。

石森章太郎役がさとうこうじさん。この役者さんは知らなかったりする。

舞台の人なんだね。

つのだじろう役が翁華栄さん。翁華栄さんもあまり変わらないよね。

当時の生活がわかりやすく、そして漫画という歴史が詰まっている作品だなって。

手塚治虫さんの部屋に藤子不二雄の二人が入るとか。まさか当時はトキワ荘がこんなに漫画家を排出する場所になるなんて思ってもいなかっただろうし。

当時は今よりもっと「漫画家」という職業が認められない時代。それでも「描きたい」熱量が彼らを動かしてたんだなぁ〜。

漫画家って本当に「好き」って感情以外ではどうこうできるものじゃないよね。

絵が上手いだけではないなにかがなければ人の心は動かない。

必ず売れる保証もない。それでも自分を信じられる人はすごいと思う。